厳しい冬は“ホットな”バイクがオススメ? ライダーを身も心も暖かい気分にさせる「空冷エンジン」搭載モデル3選
ライダーを温めてくれるのはエンジンの熱だけではない
空冷エンジン車の大型バイクといえばハーレーダビッドソンを忘れてはなりません。
現在のハーレーは、一部のモデルは水冷エンジンの採用が始まっているものの、トラディショナルなモデルでは空冷が主導権を握っています。
もちろんそれはメーカーもファンも認めるところであり、ハーレーの価値と言えるでしょう。
トラディショナルかつ見た目も映えて乗りやすさも兼ね備えているモデルを上げるなら「ローライダーS」は間違いない一台でしょう。

ロー&ロングスタイルの車体はアメリカンクルーザーを体現したようなもので、ゆったりとクルーズするにはぴったりではないでしょうか。
最高出力78kW(106PS)/5020RPM・最大トルク168Nm(11.0kgm)を発生するエンジンは、1923ccの空冷OHVという仕様。
アメリカンらしい伝統を守るエンジンは、空冷フィンといった造形まで作り込まれています。
なお、トランスミッションは6速MTです。高速度域でも回転数を抑えることができるため、ハーレーならではのエンジンの鼓動を感じ取れるでしょう。
2000ccクラスのエンジンが放つ熱以外にも、そのビートがライダーのハートをアツくしてくれるでしょう。
トラディショナルさでいえば、こちらも負けてはいません。
英国にルーツを持つインドのクラシカルブランドであるロイヤルエンフィールドもまた、空冷エンジンを伝統的に使用するメーカーです。
中でもユニークな一台は「スーパーメテオ650」。ロー&ロングスタイルのクルーザーです。

クラシカルなクルーザーといえば、前項であげたハーレーが第一に想像できますが、スーパーメテオ650も60年以上の歴史を受け継いできた伝統的なクルーザーなのです。
エンジンは、最高出力34.6kW(47PS)/7250RPM・最大トルク52.3Nm(5.3kgm)/5650RPMを発生する648cc空冷直列2気筒SOHCを採用しています。
スクランブラーやローライダーSとは違った形の2気筒エンジンですが、まるでキノコのようなシリンダーブロックとフィンの造形が映えるモデルです。
強馬力エンジンでは決してありませんが、逆に600ccクラスの親しみやすさや優しさ、そしてスーパーメテオのレトロさが、心にぬくもりをあたえてくれるのではないでしょうか。
※ ※ ※
エンジンを水で包み込まない空冷エンジンは、真の“素”のエンジンではないでしょうか。
むき身そのままの手触りや質感、造形がライダーを魅了し続けています。
だからこそ空冷エンジンは環境規制に厳しい現代もエンジニアの努力で生き残っているのではないでしょうか。
熱いハートを込めてこそ可能な仕事でしょう。
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