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氷上をノンストップで17kmドリフト!? ポルシェ新型「タイカンGTS」がギネス世界記録に認定!

連続ドリフトの最長記録を樹立!

ラップランドにあるPEC(ポルシェ・エクスペリエンス・センター)のインストラクターであるイェンス・リヒター氏が運転するポルシェ新型「タイカンGTS」が、氷上での電気自動車による連続ドリフトの最長世界記録を更新しました。

ポルシェ新型「タイカンGTS」が氷上での連続ドリフトの最長世界記録を更新
ポルシェ新型「タイカンGTS」が氷上での連続ドリフトの最長世界記録を更新

タイカンは、ポルシェのBEV(バッテリー電気自動車)スポーツモデルです。2024年2月に日本でも大幅改良されたモデルが発表されました。

今回の記録に挑戦した新型タイカンGTSは2024年11月に発表されたモデルで、ローンチコントロールを使用すると、先代モデルを75kW上回る最大515kW(約700馬力)のオーバーブーストパワーを発揮します。

標準装備のスポーツクロノパッケージに搭載された新しいプッシュトゥパス機能は、ボタンにタッチするだけで最大70kWのブーストを10秒間使用できます。

 0-100km/h加速は先代モデルより0.4秒速い3.3秒、0-200km/h加速も先代モデルより1.6秒速い10.4秒です。航続距離も120km以上向上して、最大628km(WLTP)です。

この記録の挑戦は2025年1月14日に、フィンランド・レヴィにあるポルシェ アークティック センターの氷上トラックでおこなわれました。

挑戦は厳しい外部環境下で始まりました。リヒター氏は「ドリフトの継続的な負荷により、氷の路面は予想よりも早く劣化しました」とコメントしています。そのため、最初の試みは約11キロメートルで中止せざるを得ませんでした。しかし、2回目の挑戦では、チームは短めのスパイクタイヤに切り替え、日が暮れて氷の温度が再び下がるタイミングを活用。これにより、氷面の状態が改善し、成功へと繋がりました。

リヒター氏はスロットルとステアリングのみを操作し、標準装備の新型タイカンGTSを合計17.503キロメートル、つまり132周にわたって制御されたドリフトに維持しました。この結果、従来のギネス世界記録である14.809キロメートルを大幅に上回る距離を達成し、氷上での電気自動車による連続ドリフトの最長記録を樹立しました。

リヒター氏は、「氷上でのギネス世界記録という新たなタイトルにより、タイカンは再びその横方向走行性能を証明しました。特に4輪駆動のタイカン GTSが、このような極限の状況でもこれほどまでに制御できることは、そのシャシー性能とバランスの良さを物語っています」と語っています。

記録挑戦のプロセスはギネス世界記録の公式審査員カール・サヴィル氏の監督のもとおこなわれました。走行距離は、ポルシェ・アークティック・センターに設けられた直径59メートルのドリフトサークル内で、プロ仕様のGPS測定装置を使って正確に測定されました。

このGPS装置は、走行距離だけでなく、ドライバーのハンドルの動きやアクセル、ブレーキ、さらには車両に作用するGフォースも記録しました。

PECチームは、記録挑戦を成功させるために、新型タイカンGTSに市販の1mmのスパイクを装着したミシュランタイヤを装備して、氷上での安定性とグリップ力を高めました。

ポルシェ AGのクリスチャン・レーヴァルト氏は、「私たちの体験型マーケティングアプローチでは、常に新しい挑戦を試みることが含まれます。ポルシェ・アークティック・センターでは、氷上でドリフトをするのに非常に良い条件が整っています。新しいタイカン GTSは、市場で最もパワフルな電気自動車の一つであり、この組み合わせなら世界記録を更新できると確信して挑戦しました」と述べています。

今回の記録更新により、ポルシェ新型タイカンGTSは、電気自動車としての高いパフォーマンスと優れたコントロール性を改めて証明することとなりました。

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