80年代“レーサーレプリカ”ブームをけん引! 中型スーパースポーツの概念を刷新したホンダ「CBR400RR」ってどんなバイク?【昭和の名車】
1990年2月にはNC29型へフルモデルチェンジ
続く1993年12月発売モデルは欧州で人気の「CBR900RR」をイメージしてグラフィックを一新し、ブラック/レッドを追加しました。

フロントサスペンションは減衰力調整付きカートリッジタイプへ変更され、前後ラジアルタイヤはグリップ力を高めた新コンパウンドに改良されています。
リアのキャステック・ガルアームとアルミLCGツインチューブフレームの組み合わせはそのままに、腰のある乗り心地と素直な応答性を実現しました。価格は73万9000円。
エンジン面ではPGMイグニションがアクセル開度と回転数に基づき点火時期を制御し、1993年モデルではカム形状の見直しと圧縮比向上により中低回転域のトルク特性とレスポンスをさらに強化しました。
吸気系はエアクリーナーからポートまでを直線状に配置し、排気系は効率を高めた集合方式を維持しています。バックミラーの曲率変更で後方視界を拡大し、フロントウインカー一体型ポジションランプなど細部の熟成も抜かりなく進められました。
こうしてCBR400RRはレーサーレプリカブームの渦中で進化を重ね、中型クラスのスーパースポーツ像を更新し続けました。
アルミ骨格とカムギアトレーンが示す高回転サウンドは当時の若者を魅了し、扱いやすい応答性はツーリング派にも支持されます。
90年代後半にクラス競争が沈静化し生産が途絶えた後も、中古市場での人気は衰えず、当時の高揚感を追体験したいライダーが今もハンドルを握り続けています。
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カムギアトレーン付399cc直列4気筒とアルミ骨格で軽量高出力を実現したホンダ「CBR400RR」は、初代NC23型で中型スポーツの概念を刷新し、NC29型で“ヒューマンフィッティング”思想を体現しました。
改良の歩みは80年代黄金期の技術革新を象徴し、現在も多くのライダーを魅了する存在として語り継がれています。
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