“世界のHONDA”の原動力になった1台! ホンダでもっとも歴史ある半世紀超えの車名「シビック」 53年前に登場した初代ってどんなクルマ?【今日は何の日】
グローバルに展開するモデルとして開発された
いまから53年前の今日1972年7月11日、ホンダは初代シビックを発表しました(発売は翌7月12日)。どんなクルマだったのでしょうか。

いまもホンダの中核モデルとなっているシビックは、いまから53年前の1972年(昭和47年)5月11日に初代が発売(一部のグレードは9月発売)されました。
1972年の主な出来事といえば、冬季オリンピック札幌大会や浅間山荘事件がありました。「日本列島改造論」を唱えた田中角栄氏が内閣総理大臣となり、また沖縄が日本に返還されました。
さて、スポーツカーのSシリーズやホンダ 1300(クーペ/セダン)、そして軽自動車ではホンダ Zなど、パワー指向のクルマを多く作っていたホンダですが、排出ガス規制が強化された1970年代から転換を図ります。
まず1971年にはファミリー指向の軽自動車「ライフ」を発表し、翌1972年には初代のシビックを発表しました。
初代シビックは全長3650×全幅1505mmと、ライフをひとまわり大きくしたような台形フォルムのFF2ボックスカーでした。
現在では、このスタイルはリアにテールゲートを持つハッチバックが主流ですが、初代シビックではクラシック「ミニ」のようにトランクを持つタイプも設定されていました。
日本だけでなくグローバルに展開するモデルとして開発され、コンパクトなボディの中に広いキャビンスペースを持ち、そして小気味良い走りをバランスさせていました。
エンジンは新開発の直4SOHCで、デビュー当初は1.2リッター+4速MTのみでした。
翌1973年5月には、1.5リッターや無段変速のホンダマチックAT、そして5ドアモデルも追加されました。また同年12月には排出ガス浄化技術「CVCC」採用のED型1.5リッターエンジン採用モデルも登場しています。
初代シビックは日本でも北米市場でも人気を集めましたが、かつてのホンダを知っている日本のファンは、スポーティなモデルを求めました。
そこで1974年10月に追加設定されたのが、「RS」でした。
このRSは「レーシングスポーツ」の略ではなく「ロードセーリング」とされています。
1.2リッターエンジンはツインキャブでパワーアップされ、シビック初の5速MTと組み合わされ、サスペンションも固められました。
エクステリアでは前後バンパーにオーバーライダーを装着し、インテリアでは木目パネルやウッド ステアリングホイール&シフトノブを装備していました。
シビックRSはモータースポーツでも活躍し、シビックのスポーティなイメージを高めました。
なお、初代発表時のシビックの東京地区車両価格(税抜き)は、2ドア STDの42万5000円から3ドア GLの54万5000円でした、また、RSは2ドアが76万5000円、3ドアが78万3000円でした。
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