「低っ!」4人乗りなのに全高1.2m!? 50年前の「ランボルギーニ」が米国オークションで落札 V12エンジンを搭載した“グランツーリスモ”とは
ランボルギーニ社のレストレーションセンターで完全レストア
「ブリング ア トレーラー(Bring A Trailer)」というオークションのWebサイトに、1975年型のランボルギーニ エスパーダ シリーズIIIが出品されました。
どんなクルマなのでしょうか。

エスパーダは、1968年のジュネーブ モーターショーでデビューした、後輪駆動の4シーター・クーペです。
ボディデザインは当時ベルトーネに在籍していたマルチェロ・ガンディーニが手がけました。
スーパーカーというよりはGTカー的なクルマでしたが、1970年代後半のスーパーカーブームではランボルギーニ製ということもあり、日本ではスーパーカーと認識されていました。
1970年のブリュッセル モーターショーでシリーズIIとなり、ダッシュボードのデザインなどが変更されました。さらに1972年にはシリーズIIIとなり、パワーステアリングを搭載して3速ATも設定されました。
エスパーダは、1978年にランボルギーニ社が倒産するまでに1200台以上が生産されました。
今回出品されたエスパーダは、1972年から78年にかけて472台が製造された「シリーズIII」の1台です。
シャシナンバーは「9606」で、カナダへの輸出用に生産されました。
2003年に、ランボルギーニ社のレストレーションセンターでレストアされています。その当時は、クウェート王室の一員が所有していたと記録されています。
パワートレーンは、350馬力と40.0kgmを発生する3929ccの4カムDOHC V12エンジンと3速ATを組み合わせています。
6基のウエーバー製キャブレター、4本出しのエキゾースト、15インチのカンパニョーロ製マグネシウムホイール、4輪ディスクブレーキ、エアコン、パワーウインドー、前後のバケットシートなどを装備しています。
ボディカラーはゴールドメタリックで、NACAダクトを備えたアルミニウム製ボンネットフードが特徴的です。メッシュのグリル、テールランプ上のスモールウインドー、電熱線入りリアウインドーなども装備しています。
インテリアでは、前後のバケットシートはベージュの革製で、フィリップス製のカセットプレイヤー、センターコンソールなどを装備しています。
3本スポークのステアリングホイールはウッドタイプで、180mph(約288km/h)スケールの速度計、9000rpmスケールの回転計をはじめ、さまざまなメーターはイエーガー製です。
オドメーターは約5万2000マイル(約8万3200km)を表示しています。
ランボルギーニ社がレストアした、1975年型のランボルギーニ エスパーダ シリーズIII、11万4000USドル(1USドル=約147円として、約1678万円)で落札されました。
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