舞鶴‐小樽航路に“ピッカピカ”の新造船がまもなく登場! 新日本海フェリー「けやき」11月に就航 どんな設備がある?ネットでの反響とは
「単なる移動手段を超えた非日常空間」が魅力
新日本海フェリーは2025年8月7日、新造船「けやき」の就航日を同年11月14日に決定したと発表しました。北海道・小樽港から京都・舞鶴港を結ぶ航路で就航します。

小樽‐舞鶴航路は、長年「はまなす」と「あかしあ」が担ってきましたが、両船は就航から20年が経過しています。
その後継として建造された新造船けやきは、快適性や機能性を高めた新しい世代のフェリーとして登場しました。
この船名は、舞鶴市の市木であるけやきに由来します。
しっかりと根を張り、力強く空に伸びていく姿を新しいフェリーの象徴とし、関西と北海道を結ぶ役割にふさわしいとされています。
2025年4月に命名・進水式が行われた際には、地元住民を含む多くの人々が見守り、地域と船の結びつきが強調されました。
船内は「京都・歴史」をコンセプトにデザインされ、落ち着いた色調と意匠が施されています。
三層吹き抜けのエントランスでは、コンサートやパフォーマンスイベントの開催が予定される、単なる移動手段を超えた非日常空間の提供が目指されます。
また、レストランは、オーセントホテル小樽が監修するコース料理を楽しめる「大江山」や、タブレットオーダーを導入した「しゅてん」が設けられるなど、寄港地との結びつきが意識されています。
一方で、客室は幅広い利用者に対応できる構成となっています。
最上位のスイートやデラックスをはじめ、家族やグループ向けの和洋室、個人利用に適したツインタイプ、さらにペット同伴が可能な客室も用意されています。
また、ツーリストクラスでは区画型や二段式の寝台が設定され、料金を抑えながらも一定のプライベート空間を確保しています。
そのほかにも、大海原を望める展望大浴場や露天風呂、サウナを備えた入浴施設など、長時間の航海を快適に過ごせるよう工夫されています。
また、新造船ならではの試みとして注目されるのが、スクリーンルーム「龍宮」です。

国内フェリーとして初めてプロジェクションマッピングを導入し、没入型の映像体験が提供されるといいます。
船上で物語の世界に入り込むような非日常的な体験は、従来のフェリーにはなかった娯楽要素として話題を集めています。
さらに、全客室で利用可能な船上Wi-Fi「フェリーWi-Fi」が導入された点も大きな変化です。
「スターリンク」を活用した高速通信により、これまで途切れがちだった洋上でのインターネット利用が可能となりました。
家族旅行やビジネス利用、長距離ツーリングなど、多様な利用目的を支える環境が整ったといえます。
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