これからのアウディ・デザインはこう変わる! 新型「コンセプトC」ミラノで世界初公開 “当面”エンジン車の生産継続も明言
シングルフレームグリルは今後「バーティカル・グリル」に代わる
アウディがまったく新しいコンセプトカー「コンセプトC」を発表しました。

コンセプトCは2人乗りのスポーツカーで、バッテリーに充電した電力だけで走行する純粋な電気自動車です。また、アウディのオープン・スポーツカーとして初めてメタルトップを搭載した点も注目されます。
ただし、コンセプトCは単なる“デザイン・スタディ”ではありません。なぜなら、ここで用いられたデザイン言語は、将来的に登場するすべてのニューモデルに採用されることになるからです。
たとえば、縦長の長方形をしたフロントグリルはバーティカル・グリルと呼ばれ、これまで20年間にわたりアウディの“顔”とされてきたシングルフレーム・グリルに取って代わる存在になります。
もっとも、アウディのデザインを監修する立場にあるチーフクリエイティブオフィサーのマッシモ・フラスチェッラ氏は、バーティカル・グリルは1930年代に活躍したアウトウニオンのレーシングカーや3代目アウディA6に採用されてデビューしたシングルフレーム・グリルに着想を得たものと語っているので、シングルフレーム・グリルのDNAはバーティカル・グリルにも息づいているといってよさそうです。
もうひとつ、コンセプトCで注目されるのは4つの光源が水平に並んだヘッドライトのデザインにあります。4つの光源が、アウディのトレードマークであるフォーリングスを象徴していることはいうまでもないでしょう。
つまり、今後はバーチカル・グリルと4つの光源からなるヘッドライトが、アウディの新しい顔になるわけです。
コンセプトCで紹介された新しいデザイン言語は、このふたつだけにとどまりません。
たとえば、キャラクターラインを始めとするデザイン的な装飾を極限まで排除するとともに、ボディを構成する主要なラインはいずれも力強い直線とされています。こうした手法を、フラスチェラ氏は“Radical simplicity”、つまり「徹底的に単純化されたデザイン」と呼んでいます。
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