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早くもスマッシュヒット! ホンダの新クーペ「プレリュード」が秘めた二面性とは? 刺激的な走りと快適な移動を両立!! 秘密兵器“ホンダS+シフト”も好印象

ふたつのキャラクターを使い分ける新型「プレリュード」

 発売から約1か月で2400台あまりを受注したホンダの新型「プレリュード」。公道での試乗で感じた第一印象は、とにかく運転していて楽しい……というものでした。

ホンダ新型「プレリュード」
ホンダ新型「プレリュード」

 スッキリとした挙動や意のままに操れるハンドリング性能の高さは、以前、テストコースで試乗したときも好印象でした。

 しかし「一般道でもこの心地よさを体感できるのか?」という一抹の不安があったのも事実。しかしそれは、筆者(工藤貴宏)の杞憂に終わったようです。

 そんな公道試乗を終えて実感したのは、新型「プレリュード」はふたつのキャラクターを上手に使い分けているな、ということ。

 新型「プレリュード」は“ホンダS+シフト”と呼ばれる疑似的な変速機構を搭載しています。新型「プレリュード」の心臓部はモーターの走行領域が広い独自のハイブリッドで、走行中、本来なら変速しないものの、“ホンダS+シフト”は有段トランスミッションのようにシフトアップ/ダウンする感覚を楽しめるのです。

 そんな新型「プレリュード」でテストコースやワインディングロードを走ったとき、筆者は金属性のシフトパドルを操り、無意識のうちにドライビングを楽しんでいました。

“ホンダS+シフト”をオンにすると、アクセルは「システム出力をコントロールする」という一般的なハイブリッド車の制御から、「エンジン回転をコントロールする」というエンジン車の制御にガラリと変化するのですが、その完成度が抜群。ムダにシフトアップ/ダウンを繰り返すのが楽しくて、よくできたシステムだと感心させられたのです。

ホンダ新型「プレリュード」
ホンダ新型「プレリュード」

 一方、市街地や高速道路など、日常領域での走行となった今回の試乗では、一部区間でパドルを操ることなく、また“ホンダS+シフト”もオフのまま走ってみました。すると、パワーユニットは従来のホンダ式ハイブリッドと同様の制御となり、まるでBEV(電気自動車)のようなシームレスな加速を楽しめたのです。これなら長距離移動も快適ですね。

 ホンダは新型「プレリュード」をスポーツカーと位置づけており、筆者もこれまでそのつもりでこのクルマに接してきました。しかし、公道での快適性の高さを知ると、かつての“カッコよくて快適に乗れるクーペ”というキャラクターもしっかりと継承されているなと感じました。

 つまり新型「プレリュード」は、運転を楽しめるスポーツカーであると同時に、DNAともいうべきデートカーとしての要素もしっかり宿っているのです。

 新型「プレリュード」がスポーティな走りと優れた快適性を高次元で両立できた秘密のひとつが、標準装備となる電子制御サスペンション。ショックアブソーバーは電子制御で減衰力=硬さを変えられる仕組みで、ドライバーが選ぶ「コンフォート」、「GT」、「スポーツ」という3つの走行モード次第で味つけが変わります。

 そのおかげで、ドライビングを楽しみたいときは足を硬くしてスポーティに。日常的な移動ではやわらかくして快適性重視に、といった具合に、キャラ変できるのです。

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Gallery 【画像】「えっ!…」これが二面性のある走りを楽しめるホンダ新型「プレリュード」です(30枚以上)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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