アドベンチャーバイク屈指の「快適な走り」を堪能! イタリアの名門モト・グッツィが力を入れる「ステルビオ」はなぜ優れた乗り心地と実現できたのか
伝統と革新性を融合させた車体構造
イタリアンバイクの名門であるモト・グッツィといえば、縦置きレイアウトのV型2気筒エンジンにこだわっているブランド。クラシカルな「V7」シリーズが知られていますが、近年はアドベンチャーバイクにも力を入れています。

今回試乗したのは2024年に登場した「ステルビオ」で、モト・グッツィのアドベンチャーバイクとしては最も新しいモデル。搭載されるエンジンはもちろん縦置きのVツインですが、中身が水冷化された最新のパワーユニットです。
このエンジンは、モト・グッツィが創立100周年を迎えた2022年にリリースされた「V100 マンデッロ」に積まれていたもので、“コンパクトブロック”と呼ばれています。
その名のとおりコンパクト設計が特徴で、特にオイルパンが浅くできています。これにより「ステルビオ」は、十分なロードクリアランスを確保。オフロードでの走破性を高めるのに貢献しています。
ちなみに“コンパクトブロック”エンジンの排気量は1042ccで、最高出力は115ps、最大トルクは105Nmを発生します。
「ステルビオ」の足回りは、ザックス製の倒立フロントフォークにKYB製のリアショックという組み合わせ。
フロントブレーキにはブレンボ製のモノブロックキャリパーをダブルで装着し、マスターシリンダーにはブレンボ製のラジアルポンプを採用することでコントロール性にも優れています。
現代のアドベンチャーバイクらしく電子制御も充実しています。スロットルは電子制御式で、ライドモードの切り替えにも対応。3つのエンジンマップ、4段階のトラクションコントロール、3段階のエンジンブレーキ調整を好みやシーンに応じて調子できます。
6軸の慣性センサーを搭載するほか、バンク角やピッチングなどを反映したコーナリングABSも採用しているので、カーブを曲がっている最中でも安心してブレーキを操作することができます。
デザインも現代的でスマートなもので、灯火類はフルLED仕様。電動で高さを調整できるウインドスクリーンを装備しており、エアロダイナミクス性能にも優れています。
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