「最低地上高235mm」で走破性を追求! 正統派SUVのスバル「フォレスター」にアドベンチャー仕様が誕生!? ラギッドな仕立ての「ウィルダネス」は何が違う?
235mmのロードクリアランスで悪路走破性がアップ
スバルは2025年10月29日、「ジャパンモビリティショー2025」のプレスデーにおいて、「フォレスター」をベースとするスペシャルモデル「フォレスター ウィルダネス(Forester Wilderness)」のプロトタイプを公開しました。どんなモデルなのでしょう?

2025年春に発売された現行型「フォレスター」は、パワーユニットに1.8リッターのガソリンターボエンジンと省燃費が魅力的な2.5リッターのストロングハイブリッド“S:HEV”を設定。快適な移動をサポートするキャビンと卓越した悪路走破性も相まって、ヒットモデルとなっています。
そんな「フォレスター」をベースとするスペシャルモデルが「フォレスター ウィルダネス」。「ウィルダネス」モデルは悪路走破性とアウトドアでの実用性をアップさせ、いつものクルマで非日常を気軽に体験できるのが魅力です。
北米ではすでに「アウトバック」、「フォレスター」、「クロストレック」に設定。いずれも旅のスタイルやカーカルチャーとなっている“オーバーランド”への入門モデルとして高い評価を獲得しています。
「フォレスター ウィルダネス」の最大の特徴はなんといっても、15mm拡大されて235mmとなったロードクリアランスでしょう。
これにより、アプローチアングル(23.5度)やデパーチャアングル(25.5度)が拡大されているほか、17インチのオールテレインタイヤの採用も相まって悪路走破性が向上。
さらに、牽引能力のアップなどで、万一の事態も考慮しています。
今回、展示された「フォレスター ウィルダネス」は、アメリカで先行発表されたモデルと内外装が異なるのもポイントです。
エクステリアは、フロントまわりに専用グリルとバンパー、フードデカールなどを採用。アクセントカラーが入った牽引フックカバーやルーフレール、大型クラッディング、専用デザインの17インチアルミホイールなども装備されていました。
対するインテリアは、日本仕様のベースモデルのまま。北米向けはシート表皮などがよりタフな仕立てとなっていますが、開発陣によると「日本で発売するかは未定だが、もし発売したとしても仕向地のニーズに合わせてディテールは変えていく」とのことでした。
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高い人気を誇る現行型「フォレスター」。今回、プロトタイプが発表された「ウィルダネス」は、タフでラギッドなデザインや、走破性や機能性の強化などにより、正統派SUVに新たな価値をプラスしています。
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