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スバルから新発想の“クロスオーバーワゴン”まもなく登場! 高性能な電動4WDで悪路も苦にしない新型車「トレイルシーカー」のディテールとは?

悪路にも強い新発想の“クロスオーバーワゴン”

 スバルは「ジャパンモビリティショー2025」のプレスデーにおいて、ブランニューモデル「トレイルシーカー」の日本仕様(プロトタイプ)を発表しました。果たしてどんなモデルなのでしょうか?

スバル新型「トレイルシーカー」(日本仕様・プロトタイプ)
スバル新型「トレイルシーカー」(日本仕様・プロトタイプ)

 新型「トレイルシーカー」は新発想の電動“クロスオーバーワゴン”で、「ニューヨーク国際オートショー2025」で世界初公開されました。

 スバルがグローバルマーケットで展開するBEV(電気自動車)ラインナップとしては「ソルテラ」に続く第2弾で、トヨタ自動車と「もっといいクルマづくり」を目指して互いに強みとする技術や知見を持ち寄り、両社のエンジニアが切磋琢磨しながら共同開発したモデルだといいます。

「ジャパンモビリティショー2025」でお披露目されたのはその日本仕様で、BEVならではの緻密な制御による優れた走行性能と、クロスオーバーユーティリティビークルとしての実用性を高次元で両立。

 日常シーンでもレジャードライブなどの非日常シーンでも使いやすく、アクティブで新しいライフスタイルをサポートするモデルだとしています。

 新型「トレイルシーカー」のボディサイズは、全長4845mm、全幅1860mm、全高1675mm。これは、ビッグマイナーチェンジを受けたばかりの新型「ソルテラ」より、全長が155mm、全高が25mm大きくなっています。

 エクステリアは、BEVらしい先進性とアクティブでラギッドなデザインが融合。アウトドアシーンに適した機能性や日常での使い勝手にも考慮されています。

 インテリアは、インパネ全体をすっきりとした横基調のデザインとし、乗ってすぐに広さを感じられる開放的なデザインとしています。

 大きくなったボディの恩恵で、広いラゲッジスペースを獲得。トラベルバッグを4セット積めるほか、ドッグケージなども気軽に積載できるなど、ステーションワゴンのような使い方にも十分対応してくれます。

 また、ラダータイプの大型ルーフレールによって積載性を高めることで、レジャーユースなどの用途にも対応します。

●ドライバーの意思どおりに走ってくれる

 新型「トレイルシーカー」の駆動方式は、シングルモーターの前輪駆動とツインモーターの4WDを設定。前輪駆動はフロントに出力167kWのモーターを搭載。4WDは同じモーターを前後に配置します。

 それによりシステム最大出力は、前輪駆動車が165kW、4WDは280kWを発生。4WDどうしの比較では、新型「ソルテラ」と比べて28kWも強力で、0-100km/h加速タイムも4.5秒と俊足です。

 ちなみに、バッテリー容量は74.7kWを確保。急速充電の前にバッテリー本体の温度を調整する“バッテリープリコンディショニング”機能を搭載することで、常温/冷間時に関わらず短時間での充電を実現。急速充電を利用した場合、充電残量10%から80%まで28分間でチャージできるといいます。

 さらに、サスペンションや電動パワーステアリングのセッティングには、スバルが培ってきた技術やノウハウを注入。ドライバーとクルマとの一体感を高める新たな4WD制御の採用と相まって、さまざまな路面においてドライバーがねらった走行ラインをトレースしやすくなっているといいます。

* * *

 新型「トレイルシーカー」は群馬県にあるスバルの矢島工場で生産。日本仕様は2026年春ごろに発表予定とアナウンスされています。

 アクティブでイマドキのルックスが魅力的な新型「トレイルシーカー」は、販売面で苦戦が続くBEVながら、日本でも一定のニーズを獲得できるのではないでしょうか?

Gallery 【画像】「えっ!…」アクティブなルックスが魅力的! これがスバルならではの電動クロスオーバーワゴンです(30枚以上)

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