55年前のトライアンフが米国オークションで落札 走行距離は1.1万キロの極上「ボンネビルT120R」人気高まるヴィンテージバイクの価値とは
トライアンフ「ボンネビルT120R」の歴史と特徴とは
2025年10月、アメリカのオークション「ブリング・ア・トレーラー」に、1970年式トライアンフ「ボンネビルT120R」が登場しました。

ボンネビルT120Rは、1959年にデビューした「ボンネビルT120」の米国市場向けモデルです。
その名は、アメリカのボンネビル・ソルトフラットで行われた最高速記録に由来し、高速性能とその革新的なデザインでバイク愛好者からの注目を集めました。
1970年式のボンネビルT120Rは、エンジンや足回りに改良を加え、さらなる性能向上が図られた最終型のひとつです。
搭載されているエンジンは、649ccの並列2気筒エンジンで、最高出力は52馬力を発揮します。このパワーは、当時のバイクとしては非常に高い数値であり、特にエンジンのトルクとスムーズな回転数が特徴です。
トランスミッションは4速で、右側にシフトペダルが配置されたクラシックなスタイル。これにより、エンジンからのパワーがしっかりと後輪に伝わり、スムーズな加速と安定した走行性能が実現されています。
また、ツインアマルキャブレターを搭載しており、精緻なエンジン調整が可能となっています。
このキャブレターは、当時のバイクとしては先進的な技術を導入しており、エンジンのレスポンスを向上させ、燃焼効率を高めています。
さらに、電子点火システムの採用により、より安定した始動が可能となり、運転中のトラブルが減少しました。
足回りに関しては、フロントにテレスコピックフォーク、リアにはデュアルショックを装備しています。
くわえて、前後ドラムブレーキは、前輪にツインリーディングシュー式の設計が施されており、十分な制動力を発揮します。このため、スピードを出して走行しても安定した減速が可能です。
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