“次世代ロータリーエンジン”と“ガルウイングドア”を想定! マツダの斬新コンセプトカー「大気」が広島本社で展示中!! インパクト絶大の後ろ姿とは?
次世代ロータリーエンジンの搭載を想定した「大気」とは
マツダは2026年2月中旬までの予定で、広島県府中町の本社ショールームに往年のコンセプトカー「大気(たいき)」を展示中です。2007年に初公開されたこのモデル、果たしてどんなクルマなのでしょう?
マツダ「大気」は2007年の「東京モーターショー」で初公開されたモデル。マツダいわく、それまでに同社が公開してきた「流(ながれ)」、「流雅(りゅうが)」、「葉風(はかぜ)」で追求してきた“Nagare”というデザインテーマを、さらに洗練・進化させたデザインコンセプトカーだといいます。
パワーユニットには、環境性能・動力性能を一新すると謳われた次世代ロータリーエンジン“RENESIS 16X”の搭載を想定。リアルな技術と“Nagare”デザインとを融合した未来のFRスポーツモデルの可能性を表現したモデルとなっています。
そのボディサイズは、全長4620mm、全幅1950mm、全高1240mm、ホイールベース3000mm。FRレイアウト、2シーター、ライトウエイトという、マツダが手がけるロータリースポーツならではのパッケージングを核とし、デザインテーマ“Nagare”を融合させることで卓越した空力特性も追求していたといいます。

そんな「大気」のデザインコンセプトは“空気の流れ”。進化する“Nagare”デザイン、地球環境と協調するクルマの姿、そして次世代ロータリーエンジンに象徴されるマツダのスポーツアイコンの創造……それらをひと目でアピールすべく“空気の流れが目に見えるデザイン”を追求したのだとか。
それにより生まれたのが、空から舞い降りてきた“2枚の羽衣”のイメージだったといいます。このアイデアを形にすべく、革新的でありながら見る人の心に自然に溶け込んでいく「大気」の軽さと流れのあるフォルムが完成したのです。
そんな「大気」でインパクト大なのが、リアタイヤまわり。フロントフェンダーから後方へ吹き下ろす気流がボディとリアフェンダー間の“トンネル”を抜けるような構造となっています。
ちなみにこのデザイン、個性的なサイドビューの形状と相まってダウンフォースを稼ぐといいます。公開当時、空気抵抗係数のCd値は0.25、さらにゼロリフトという優れた空力性能が謳われていました。
また、“鯉のぼり”をイメージしてデザインされたというキャビンはガラスキャノビーで覆われており、車内にアクセスするための左右のドアには跳ね上げ式が採用されていたのも見逃せません。
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今から20年近く前、マツダの将来的なスポーツカーアイコンを明確に表現してみせた「大気」。そのスタイリングは単に未来的で革新的なだけではなく、コンセプトカーでありながらしっかりと機能を見据えていたのです。
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