80年代フェラーリの完成形! およそ40年前の「赤いテスタロッサ」がオークションで落札 低走行で手厚くメンテナンスされた貴重個体の価値とは
個性的なスタイルで一世を風靡したフェラーリ「テスタロッサ」
アメリカのオークション「Bring a Trailer」に、1989年式フェラーリ「テスタロッサ」が出品され、落札されました。
どのような個体だったのでしょうか。
テスタロッサは、1984年に登場したフラッグシップモデルです。「512BB」シリーズの後継として誕生し、当時のスーパーカーブームを牽引した代表的な存在でもあります。
最大の特徴は、ピニンファリーナによる大胆なデザインです。左右ドアに設けられた大型のサイドストレーキや、リアまで大きく張り出したワイドな車体、そしてポップアップ式のヘッドライトなど、80年代の空気を色濃く残すディテールが随所に盛り込まれています。
特に全幅は1970mmと、当時のフェラーリの中でも際立ってワイドであり、迫力あるプロポーションが高く評価されました。また、ミッドシップに横置きされた水平対向12気筒エンジンという構成も特徴で、走行性能とメンテナンス性を両立していた点が注目されていました。
テスタロッサはアメリカ市場でも高い人気を博し、映画や音楽ビデオ、テレビドラマなどにも多数登場。フェラーリ=赤=テスタロッサというイメージが浸透するほど、ブランドアイコンとして確立された存在です。

その中でも1989年式は中期モデルに位置づけられ、細かな改良が加えられた仕様です。インジェクションシステムや電子制御系のアップデートにより、信頼性や扱いやすさが向上したことが知られています。
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