VAGUE(ヴァーグ)

ツーリングもスポーツ走行も楽しめる! 派手さより中身重視 新車で買えるスズキの「大型スポーツバイク」3選

ストリート&スポーツの融合体と究極のフラッグシップ

●スズキ「GSX-S1000」

 続いて紹介するのは「GSX-S1000」です。ネイキッドスタイルを持ちながら、スーパースポーツの血統を色濃く受け継ぐモデルです。初代は2015年に登場し、現行モデルは大幅なリファインを経て、より先鋭的なスタイルと電子制御を手に入れています。

スズキ「GSX-S1000」の2026年モデル
スズキ「GSX-S1000」の2026年モデル

 デザイン面では、縦型2灯LEDを採用した特徴的なフロントフェイスが視線を集めます。19Lの大容量タンクやアグレッシブなテール周りなど、全体としてマッシブな存在感が魅力です。ストリートファイターとしての要素と、実用性が巧みに融合されています。

 998ccの水冷直列4気筒エンジンは、最高出力150馬力、最大トルク105Nmを発揮。
GSX-R1000譲りのユニットをストリート向けに最適化しており、低中速域での力強いトルク特性と高回転域での伸びやかさを両立しています。

 また、このモデルにもS.I.R.S.が導入され、SDMSによる3モードの走行選択や5段階+OFFのトラクションコントロール、双方向クイックシフターなどを装備。スポーティな走りをサポートしつつ、ライダーの疲労軽減にも配慮されています。

 価格は152万9000円。リッターネイキッドとしてはコストパフォーマンスに優れており、ストリートとワインディングの両方で頼れる一台です。

●スズキ「Hayabusa」

 最後に紹介するのは、スズキのフラッグシップ「Hayabusa(ハヤブサ)」です。

スズキ「ハヤブサ」の2026年モデル
スズキ「ハヤブサ」の2026年モデル

 1999年の初代登場以来、圧倒的な加速力と存在感でスズキの象徴ともいえる存在として君臨してきました。現行モデルは3代目となり、最新の電子制御技術とともに磨き上げられた走行性能を備えています。

 外観は空力を徹底的に突き詰めた独自のエアロフォルムが印象的で、車名ロゴや差し色をあしらった造形が視覚的にも強烈な個性を放ちます。縦型2灯のLEDヘッドライトやテールまわりのデザインも、他のどのモデルにも似ないハヤブサ独特のものです。

 搭載されるエンジンは、1339ccの水冷直列4気筒で、最高出力188馬力、最大トルク149Nmを発揮。過激なパワーを理性的に操れるようチューニングされており、どの回転域でも扱いやすさを感じられる設計です。

 シャシーはアルミ製のツインスパーフレームで構成され、ブレンボ製ブレーキやKYB製フルアジャスタブルサスペンションを装備。装備重量は264kgと存在感がありますが、走り出せば軽快な挙動を見せます。

 くわえて、電子制御にはS.I.R.S.の中でも最も高度な「SDMS-α」を搭載し、トラクションコントロール、クルーズコントロール、ローンチコントロール、ヒルホールドアシスト、スピードリミッターなど多彩な電子制御を統合。電子技術の粋を集めた一台です。

 価格は223万3000円で、スズキの技術の粋を体現するフラッグシップとしての価値を体感できます。

※ ※ ※

 スズキの大型スポーツバイクは、それぞれが異なるキャラクターを持ちながらも、快適性と走行性能を両立している点で共通しています。

「GSX-8R」は最新技術を投入した新世代ミドルとして、「GSX-S1000」はストリートとスポーツの融合体として、そして「ハヤブサ」は究極のフラッグシップとして、それぞれが個性を発揮しています。

 ツーリングや日常使いにも応用可能な懐の深さが、多くのライダーを惹きつけている理由といえそうです。

Gallery 【画像】速さも個性も一級品! 今改めて乗りたいスズキの「大型スポーツバイク」3台を写真で見る(43枚)
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東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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