レースに勝つためだけに生まれた限定600台の“進化版” 36年前の特別な「赤いM3」をオークションで発見 気になる予想価格とは
ブリフェンとエアロを纏ったホモロゲーションスペシャル
2026年1月にフランス・パリにて開催されるRMサザビーズ主催のオークションに、1990年式BMW「M3スポーツエボリューション」が出品される予定です。
どんなクルマなのでしょうか。
E30世代のM3は、ヨーロッパ全土とオーストラリアで成功を収めたことで、グループAツーリングカーの最高峰のひとつとして高く評価されています。
グリッドの最前線に君臨し続けるため、BMWモータースポーツ(BMW M社)は公道仕様のホモロゲーション・スペシャルを投入し、その進化を続けました。
その中で、もっとも希少で、もっともパワフルで、そしてもっとも切望されるのがスポーツエボリューションです。
このモデルはわずか600台が生産され、直列4気筒エンジンは200cc拡大され、排気量2.5リッターとなりました。
238馬力を誇るこのヒーローたちの中で、今回ご紹介する個体は1990年2月に製造され、5月25日に新車として納車されました。
ブリヤントロ(2色展開のうちの1色)のボディカラーに、BMWモータースポーツのトリコロールアクセントがあしらわれたブラックレザーのインテリアが特徴的です。また、エアコンが標準装備されていたのも注目すべき点です。

M3スポーツエボリューションは、イタリアで最初の所有者が所有した後、1998年4月から英国で登録されていました。3人の所有者を経て、2013年に売主が取得しました。
保管されている請求書によると、2014年から2016年の間、この車両は有名な整備専門業者であるミュンヘン・レジェンドにメンテナンスを委託されていました。売主による購入後、このBMWはスイスに保管され、2020年には正規ディーラーのBinelli Baarで整備を受けました。カタログ作成時点での走行距離は5万3118kmです。
落札予想価格は19万ユーロから24万ユーロ(1ユーロ=183.6円換算で、日本円で約3489万円から4407万円)とされています。
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