魅力は100万円規模の値下げだけじゃない! スバル新型「ソルテラ」は何が変わった? 最大746kmの航続距離とパワーアップで「頼もしい走り」に
航続距離が最大746kmに伸びた“使えるBEV”
これは本当に“買ってもいいBEV(電気自動車)”なのか?――そんなことを考えながら、新しくなったスバル「ソルテラ」をドライブしました。
スバル初の量産BEVである「ソルテラ」は、2025年秋のマイナーチェンジで大幅に性能アップ。バッテリーやモーターなどを刷新し、航続距離は最大746km(WLTC測定値)へと伸びています。
また、4WDモデルはパワーがなんと1.5倍に強化。さらに、急速充電時の電力受け入れ性能も強化されて充電スピードがアップしています。
それでいて価格は100万円規模でダウン。まさに大幅な進化を遂げたのです。
従来型ユーザーは複雑な気持ちになるほどの進化といえますが、進化が早いBEVは新しいモデルほど性能がアップするのは仕方がないこと。BEVとはそういう商品でもあるのです。
そんな新型「ソルテラ」を、市街地から高速道路、ワインディングロードまで、さまざまなシーンでドライブしてみて意外だったのは、運転するのが楽しかったことです。従来モデルはこんなに楽しいクルマだったっけ?
「ソルテラ」を運転していて楽しく感じた背景には、ふたつのポイントがあります。ひとつは“ハンドリング”。もうひとつは“加速フィール”です。
今回試乗した4WDモデルの車両重量は約2トンと、決して軽くはありません。その上、SUVなので背も高いので、軽快に曲がってくれるようなクルマではありません。
と思いきや、新型「ソルテラ」はワインディングロードでは右へ左へとスムーズに曲がり、まるで水を得た魚のようにイキイキと走ってくれます。

そんなハンドリングを実現できた理由は、おそらくバッテリーをフロア下へ搭載していることで重心が低いことと、前輪用と後輪用で独立したふたつのモーターの前後駆動力配分が、緻密に制御されていることでしょう。ドライバーの思い描くとおりに正確に曲がってくれる感覚が強く、峠道でもスイスイと走っていってくれるのです。
加速フィールも気持ちがいい仕上がり。モーター出力はフロント227ps、リア120psで、トルクはフロント268Nm、リア169Nm。前後のモーターが最大のパフォーマンスを発揮すればとてつもないエネルギーを発揮してくれるのはいうまでもありません。
しかし、心地よく感じるポイントはそこだけではありません。アクセルペダルを踏んだ瞬間から間髪入れずトルクが立ち上がり、とんでもない勢いで速度が増していく感覚は、エンジン車ではとてもマネができないもの。そのダイレクト感は、ひかえめにいって好ましく感じる人は多いはずです。
峠道を走るときは、減速、コーナリング、そして加速を繰り返すわけですが、そういうシーンでは「ソルテラ」の美点である心地いい旋回と胸のすくような加速感を何度も繰り返し味わえるので、楽しく感じられるわけです。
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