“長い「カングー」”はどこが“グラン”なのか? 3列シートと大容量ラゲッジで実用性を格上げしたルノー「グランカングー クルール」の魅力とは?
「グランカングー」は2列シート仕様と何が違う?
「グランカングー」と2列シート車である「カングー」との最大の違いは、ボディサイズにあります。
「グランカングー」のボディサイズは全長4910mm、全幅1860mm、全高1810mmで、全長が420mm、ホイールベースは390mm伸びています。さらに新設計のスライドドアは、開口幅が「カングー」と比べて180mmワイドな830mmとなりました。この広い開口部と優れたシートアレンジによって、サードシートへもスムーズにアクセスできます。
また、実際にサードシートに座ってみてもさほど狭さを感じません。剛性感のあるシートがしっかりと体をホールドしてくれます。これなら大人7人でも快適に移動できそうです。
なお、セカンド/サードシートの背もたれは、角度が25度に設定されています。これはハッチバックの「メガーヌ」など他のルノー車と同じ角度とのこと。
確かに座ってみると自然と体に馴染み、しっくりとくる印象。ルノーが理想と考える角度であることが乗り心地からも伝わってきます。
そんな「グランカングー」は、多彩なシートアレンジも魅力です。セカンド/サードシートは130mmのスライドが可能で、折りたたみやダブルフォールディングはもちろんのこと、なんと取り外しも可能となっています。
なお、この豊富なシートアレンジのバリエーションは、理論上、1024通りあるのだとか。これも驚かされるポイントです。

「グランカングー」は大人数で快適な移動を楽しめるMPVとしてももちろん魅力的ですが、たくさんの荷物を積載して移動するトランスポーターとしても活躍するモデルといえるでしょう。
気になるラゲッジスペースの荷室容量は7名乗車時で500リットル、サードシートを取り外した場合で1340リットル、セカンド/サードシートを取り外した際は最大3050リットルまで拡大できます。
さらに、豊富な収納も魅力のポイント。例えば、セカンドシートの足元にはフタつきの収納スペースが用意されています。内部はお手入れもしやすそうな樹脂製で、アウトドアで汚れたギアや雨でぬれたアイテムを入れておくこともできそうです。
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大きくなってよりたくさんの人と荷物を乗せられるようになったのはもちろんのこと、ユーティリティも向上している「グランカングー クルール」。「カングー」人気の高い日本でどのような評価を獲得するのか楽しみです。
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