雪上で分かったスバル「フォレスター」の“本当の実力” 1.8ターボ車が見せたSUVらしからぬ軽快感と“ストロングハイブリッド”の意外な美点とは
雪上のワインディングで際立つ1.8ターボの武器とは
2025年に登場した現行型のスバル「フォレスター」は、「2025-2026日本・カー・オブ・ザ・イヤー」に輝いたほか、セールス面でもスマッシュヒットを記録するなど、人気モデルとなっています。
筆者(西川昇吾)はこれまで何度も試乗の機会を得てきましたが、今回初めて本格的なスノーロードで試乗することができました。1.8リッターのターボエンジン車と人気の“ストロングハイブリッド”というふたつのパワートレインは、雪上でどんな乗り味を見せてくれたのでしょう?
まずは1.8リッターターボエンジンを搭載する「スポーツEX」グレードから。結論からいうと、スノーロードで好印象だったのはコチラのパワートレインでした。
スノーロードのワインディング走行時は、SUVとは思えないほど軽快感にあふれておりコントローラブル。その理由は多々挙げられますが、恩恵が大きいと感じたのは軽さです。グレードによっても異なりますが、駆動用バッテリーを搭載する“ストロングハイブリッド”車に比べて約100kg軽くなっているのです。
「フォレスター」は全車AWDなのでトラクションや走行時の安心感にあふれているのは当然のことですが、スバル独自の“シンメトリカルAWD”ならではの左右対称に近い重量バランスも、コントローラブルな特性につながっているものと思われます。

また今回は、走行中、悪路やすべりやすい路面で走りをサポートしてくれるスバル独自の電子制御システム“X-MODE”を変更しながらドライブしてみました。
「ノーマル」モードでも問題はありませんが、「SNOW・DIRT」モードを選ぶと一段と安心感のある乗り味となりました。旋回性能がより高まるフィーリングで、「ノーマル」モード以上に曲がるのが楽しく感じます。
ブレーキフィールも良好です。ペダルの踏み始めはもちろんですが、リリースする際のコントロール性も高いため荷重移動がしやすいのです。コントローラブルだと感じた要因は、このブレーキも大きな役割を果たしているようです。
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