やっぱ走りが楽しいネ! ツインモーターの高性能版 ボルボ「EX30」は冬道でどう? 長距離ドライブでわかった“令和の今”のEV事情とは
新潟・上越妙高から東京まで一度きりの充電で完走できた
どちらかというと前席重視のクルマであることは装備面からも見て取れますが、後席に座ってみると居住空間は十分に確保されていることがわかります。

広さ的には前後方向も横方向も頭上も十分なクリアランスがあり、パノラミックガラスルーフのおかげで、この上ない解放感を満喫できます。
しかも乗り心地がいいのです。ひょっとして前席よりもいいのではと思ったほどです。
荷室の広さも十分すぎるほどで、フロントにも普通充電ケーブルを収めておけるスペースが確保されています。また、サイズが小柄な上に、最小回転半径が5.4mと小さいので、ぜんぜん苦になりません。
市街地をしばらく走ってから高速道路に乗って、一路、東京を目指します。
高速道路で印象的なのは、やはり速さです。このクルマは、とくに走り系という位置づけではないのですが、0-100km/h加速タイムで3.6秒という恐るべき実力の持ち主です。
こんな普通の見た目ながら、ひと踏みでスーパースポーツも顔負けの加速を示すのだから恐るべしですよね。
高速道路を巡行して、バッテリーを無駄遣いしないように、速度を抑えながら走りますが、ときおり遅いクルマを追い越す際などに内に秘めた余裕が感じられます。動力性能のすごさが垣間見えます。
WLTCモード一充電走行距離は535kmとのことで、走り出したときには75%だったのですが、途中、撮影など寄り道をしながら走ったところ、上信越道に乗ったころには30%台に減っていました。
そこで東部湯の丸サービスエリアで充電したところ、75%で走行可能距離が303kmと表示されるまで回復しました。
少し前まで、こちらの急速充電器は50kWだったと記憶しているのですが、90kWの充電器に更新されていて、実際に車内のディスプレイを見ていると、寒い中でも70kW台で安定して充電されていることも確認できました。

このように高速道路の急速充電器は、知らない間にかなりアップデートされて強力になっています。それが理由でEVアレルギーのある方々には、ぜひそのあたりの事情もご承知おきいただければと思います。
高速道路では、動力性能の余裕に加えて、このサイズのクルマとは思えないほど安定して巡行できることも印象的でした。もちろん先進運転支援機能も充実しています。グーグルマップが正確に到着予想時間を知らせてくれるのも助かります。おかげで快適に東京までもどることができました。
この内容で車両価格は629万円。この価格帯でこれほど速くて操縦安定性が高くて満足感を味わわせてくれるクルマなどそうそうないという思いをまた新たにした、今回のロングドライブでした。
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