やっぱ走りが楽しいネ! ツインモーターの高性能版 ボルボ「EX30」は冬道でどう? 長距離ドライブでわかった“令和の今”のEV事情とは
リアのほうが強いモーターを積むAWDの冬道での走りは
1年前の同じ時期に、同じ新潟県・上越妙高の会場を拠点にRWDモデルで開催されたボルボ「EX30 Winter Drive」が、今回は4WDモデルで開催されました。
車両は、他にクロスカントリーも用意されていたところ、我々に貸し与えられたのはEX30の最高性能版「EX30 Ultra Twin Motor Performance(EX30ウルトラ ツインモーター パフォーマンス)」です。
実のところ、2月下旬に開催されたこの試乗会の頃には雪があまり降ってくれず、界隈の道はほぼ雪のない状態だったのですが、スタッフが妙高周辺を計500kmほど走りまくって探して雪の残っている道を見つけてくれたので、我々もそこまで行ってちゃんと雪道を走ることができました。
1年前には、シングルモーターのEX30・RWDモデルでも雪道を予想以上にしっかり走れて、しかも楽しいことがよくわかったわけですが、今回はそれがさらに4WDになるとどんないいことがあるかを実感することができました。

楽しさはそのままに、やはり安心感が違います。
リアにRWDと同じ最高出力200kW、フロントに同115kWのモーターを搭載しているとおり、リアのほうが強力なので、ドライブフィールもまさにRWDで走ったときと同じようにリアから押し出しでくれる感覚があり楽しく走れます。
さらにフロントでひっぱってくれる、より挙動の乱れが少なく、狙ったラインをトレースしやすいのです。おかげで雪道をとても楽しく安心して走ることができたわけです。
コーナーでアクセルを強め踏むとテールスライドしそうな挙動が出るようにセッティングされていて、ESC(横滑り防止装置)もギリギリまで介入せず、ドライバーの意図を最大限に尊重してくれているような味付けで、適度にテールスライドを許容する制御になっているので、楽しみながらも危ない状態に陥ることなく、ドライビングを堪能できます。
車両重量が1880kgもあるのですが、重さを意識させられることもなく、SUVにありがちな重心の高そうな感覚もありません。
アクセルレスポンスがとてもリニアなので、雪上でも駆動力をコントロールしやすいのも強みです。また、雪道だとなおのことワンペダルドライブがとても按配がよくて、アクセルオフにするだけで、適度に減速してくれるので、とても走りやすいことも印象的でした。
加速も減速も扱いやすくて、意のままに操ることができます。雪道をこれほど楽しく走れるクルマはなかなかありません。

リサイクル素材を多用したシンプルなインテリアは、あらためて見ても、このクルマによく似合っていて、居心地がいいのもEX30ならではです。
インパネの中央に配されたディスプレイで、車内で必要な機能のすべてを操作できます。いちはやくグーグルを駆使したインフォテイメントはとても便利で、充電スポットの詳しい情報も表示してくれます。
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