“ハイブリッド車のシンボル”がまさかの転身!? なぜホンダは「インサイト」の名を復活させた? 新しい電動クロスオーバーの“知られざる正体”とは
新型の正体は中国市場で販売される「e:NS2」
ホンダは2026年3月5日、ニューモデル「インサイト」を先行公開。同3月19日より先行予約の受付を開始するといいます。
4代目となる新型「インサイト」は、歴代モデルがハイブリッド車だったのに対してパワートレインがBEV(電気自動車)となるなど、コンセプトが一新されています。そんな新型の詳細と「インサイト」の名を冠する理由などについてご紹介しましょう。
海外市場で展開されているホンダ車に詳しい人であれば、新型「インサイト」を見てピンと来たのではないでしょうか? 実は新型「インサイト」の正体は、2024年の半ばから中国市場で販売されている「e:NS2」。近年、ホンダのミッドサイズ以上の車種は海外の工場で生産され、日本へと船で運ばれてくるモデルが多いのですが、新型「インサイト」も例に漏れず、中国で生産される輸入車となります。
BEVというとバッテリー容量や航続距離などが気になるところですが、日本仕様のスペックは、航続距離がWLTCモードで500km以上ということくらいしか明らかにされていません。しかし、すでに中国で発売されている「e:NS2」は、バッテリー容量68.8kWh、航続距離は中国の測定値であるCLTC基準で545kmとなっていますから、新型「インサイト」も同等の数値になると思われます。
乗員の状況を判断して空調の出力を自動調整するインテリジェントヒーティングシステムや、車内を心地いい香りで満たすアロマディフューザー機能など、日本向けのホンダ車としては初となる装備が採用されているのも新型「インサイト」のポイントです。

インテリジェントヒーティングシステムは、冬場の航続距離を伸ばすために有効な装備である一方、アロマディフューザー機能は中国市場でのニーズの高い装備とのことで、販売エリアを反映した装備仕様となっています。
新型「インサイト」の価格はまだ明らかになっていませんが、ひとまず限定3000台で日本での販売をスタートするといいます。この数値はあくまで「まずは3000台からスタート」という意味であり、必ずしも「3000台しか売らない」というわけではないとのこと。セールスの状況次第では、さらなる追加販売の可能性もあるようです。
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