“原付二種”オフロードバイクの常識を覆す! ヤマハ渾身のフルサイズモデル「WR125R」妥協なき本格スペックが生み出す走りとは?
オフロードでの高い走破性を期待できるスペック
国産の125ccオフロードバイクとしては久しぶりに登場した、フルサイズに分類されるヤマハ「WR125R」。フロント21インチ、リア18インチのホイールサイズが、高い走破性を期待させます。
1990年代まで、バイクメーカー各社は125ccクラスにもフルサイズのオフロードバイクをラインナップしていました。当時、筆者(増谷茂樹)も同クラスのオフロードモデルに乗っていて、街乗りから林道までかなり乗り回していた記憶があります。
“原付二種”の同クラスは維持費が安く、その割にフルサイズモデルは走破性も高いので、オフロード遊びには最適。また、車体の大きさに対して軽量なので、街乗りでも扱いやすいというメリットもあります。
新しい「WR125R」は、ヤマハが得意とするVVA(可変バルブ)エンジンを搭載。15ps/1万rpmの最高出力と、11Nm/6500rpmの最大トルクを発生します。
サスペンションは、フロントにインナーチューブ径41mmの正立式フォークを装備。ストローク量は215mmで、荒れたオフロードでも十分な性能を確保しています。
リアサスペンションはモノショック式で、リンクを介してスイングアームを動かすことからソフトな乗り心地と、奥ではしっかり踏ん張る特性を両立。ホイールトラベルは187mmと、十分なストローク量を確保しています。

ルックスは、ヤマハの高性能なオフロードバイクに与えられる「WR」の名を冠するだけあって、ハイクオリティな仕上がり。フロントマスクはポジションランプとLEDヘッドライトが縦に並ぶユニークな顔立ちとなっています。
シートは、オフロードバイクらしく移動がしやすい前後に長いフラットな形状。ガソリンタンクも高さを抑えた形状で、タンクキャップは現代的なエアプレーンタイプとなっています。
シート高は、875mmと結構高めです。ただし乗ってみると、サスペンションの沈み込みが大きいため、数値から想像するより足つき性は良好。138kgの車重とスリムな車体で、片足しかつかなくても支えやすい印象です。
足つきが不安なライダー向けには、オプションでローダウンシートとローダウンリンクも用意されていて、シートで30mm、リンクで40mmシート高を下げることができます。
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