「最も燃費がいい輸入車」はフランス車って知ってる!? 日本のハイブリッドも顔負けの実力派 ルノー「ルーテシア」の最新型は“走り味もクラスレス”
走り始めてすぐに実感した“クラスを超えた”上質さ
今回の試乗車は、その「ルーテシア エスプリ アルピーヌ フルハイブリッドE-TECH」です。
実際に走り始めてまず感じたのは、乗り味がしっとりしていること。「あれ? “Bセグメント”に属すモデルじゃなかったっけ?」と声が出てしまうほど、クラスを超えた上質な乗り味へと進化しています。
また、乗り心地はもちろんのこと、おだやかな荷重移動を楽しめる足まわりは、いかにも「上質なクルマに乗っている」とワクワクさせてくれます。
そして、ルノー自慢の“E-TECHハイブリッド”は相変わらず秀逸。街中の低速域ではほとんどモーターのみで駆動し、静かでシームレスながら十分なトルクを発揮してくれます。
また、自動車専用道路への合流時などには、変速感のあるフィーリングを伴って加速していきます。多くのストロングハイブリッド車はアクセル操作に対する反応が鈍く“ラバーバンドフィール”を感じてしまいがちですが、“E-TECHハイブリッド”ではそのような印象はありません。
低速域でのコンフォート性能の高さとダイレクト感のある加速フィール、そして省燃費を両立した走り味は、日本のハイブリッド車とDCT(デュアルクラッチ式トランスミッション)の採用例が多いヨーロッパ車との“いいとこ取り”といった印象です。
“E-TECHハイブリッド”はコンパクトSUVの「キャプチャー」にも搭載されていますが、パワートレインの魅力をより味わえるのは「ルーテシア」の方だと思いました。スポーティな走り味を味わえるこのパワートレインは、軽量な「ルーテシア」の方がキビキビと軽快な乗り味をより引き出してくれる印象です。

気になるフットワークは、ボディがコンパクトということもあり、ステアリング操作に対する反応がシャープで、クイックなハンドリングを楽しめる仕上がりです。また、“E-TECHハイブリッド”はフルハイブリッド機構でありながら、回生ブレーキの違和感を覚えることのないブレーキフィールであったことも好印象でした。
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コンパクトハッチバックという、いわばフランス車の伝統を守りながら、革新的なパワートレインで走りの楽しさと省燃費を両立した「ルーテシア エスプリ アルピーヌ フルハイブリッドE-TECH」。日本のコンパクトカーよりも価格はややお高めですが、「走りが楽しいちょっとプレミアムなコンパクトカー」が欲しい人にとってこのモデルは、唯一無二の存在といえます。
輸入車トップの省燃費とフランス車らしい上質な乗り味を1台で味わえるクルマは、今のところ他に例がありません。
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