「マジか!」54キロしか走っていない35年前の赤いランチアを発見 ブリフェンがカッコいい タイムカプセルから出てきたような極上「デルタHFインテグラーレ・エボI」とは
エアコンやサンルーフレスのホモロゲモデル
2026年5月に開催される2コンコルソ デレガンツァ ヴィラ デステでのブロードアローオークション主催のイベントで、1991年式ランチア「デルタHFインテグレーレ・エボルツォーネI」が出品される予定です。
どんなクルマなのでしょうか。
グループA時代を代表するホモロゲーションモデルの中でも、とりわけ高い評価を受けているのがランチア・デルタHFインテグラーレ・エボルツィオーネIです。
今回、オークションに出品される予定の個体は、その中でも際立った存在であり、新車時からわずか54kmという走行距離を示す、極めて保存状態に優れた一台です。
内外装ともに新車同様のコンディションを維持しており、その希少性と価値は計り知れません。
この車両は、インタークーラーに水を噴射して冷却効率を高める「サッカ・インタークーラー」を備えた初期ロット約250台のうちの一台です。

さらに、サンルーフやエアコン、ABSといった快適装備をあえて省くことで、競技志向を強く打ち出した仕様となっています。
インテリアにはグレーのアルカンターラを用いたレカロシートが装着され、機能性と質感を両立しています。また、1991年製造のピレリPゼロタイヤやオリジナルのブレーキパッドをそのまま残している点も、この個体がいかに大切に保管されてきたかを物語っています。
新車はイタリア・フォルリの小規模ディーラーを通じて納車され、ランチアのメカニックが関与する特別な関係のもとで取得されたとされています。1991年に登録された後は、ほぼ使用されることなくショールームで保管されてきました。
2014年にはデルタの専門家として知られるコレクターのもとに渡り、その後2022年に現在のオーナーが取得しています。
販売に際してはタイミングベルトの交換など基本的な整備が施されていますが、取り外されたオリジナル部品もすべて保管されています。さらに、2本のキーやビニールに包まれたままの取扱説明書も付属しており、まさに新車時の姿をそのまま留めていると言えるでしょう。
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