肩の力を抜いてふらっと遠くに行くのもいいね! 小旅行には最適“大人の余裕”すら感じさせる「ミドルツアラー」3選
続いてはスズキとカワサキの大型二輪
●スズキ「Vストローム 800」
次に紹介するのは、スズキ「Vストローム 800」です。

Vストローム 800は、支持されてきたスズキのアドベンチャーシリーズであるVストロームの系譜を受け継ぎ、2023年に新開発の並列2気筒エンジンを搭載して登場したモデルです。
外観は、スズキの伝統であるクチバシを模したフロントカウルを踏襲しつつ、縦型2灯のLEDヘッドライトを採用し、現代的なフォルムを形成しています。
エンジンは775ccの水冷4ストロークDOHC4バルブ2気筒を搭載し、最高出力82ps、最大トルク76Nmというゆとりあるスペックを持っています。
独自のクロスバランサーを採用することでエンジンからの振動を低減し、滑らかな回転フィーリングと低回転域からの力強いトルクを両立させているのが特徴です。
重量は223kgとなりますが、シート高は825mmに設定されており、アップライトなポジションで広い視界を確保しています。
機能面においては、スズキインテリジェントライドシステムが採用され、出力特性を選べるドライブモードセレクターやトラクションコントロール、双方向クイックシフトシステムが標準装備されています。
なお、価格は130万9000円です。
●カワサキ「ヴェルシス 650」
最後に紹介するのは、カワサキ「ヴェルシス 650」です。

ヴェルシス 650は、海外市場において2007年から展開されてきたマルチパーパスモデルの系譜であり、日本では2024年モデルから正規ラインナップとして導入されました。
外観は、防風効果に優れたフロントカウルと高さ調整が可能なウインドシールドを備え、スポーティな2眼LEDヘッドライトが力強いフロントフェイスを演出しています。
エンジンは、649ccの水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒で、最高出力67ps、最大トルク61Nmを発揮します。
このエンジンは低中速域のトルクを重視してチューニングされており、街乗りからワインディングまでスロットル操作に対して機敏に反応する特性が与えられています。
重量は219kgであり、シート高は845mmとやや高めの設定ですが、ロングストロークの前後サスペンションが路面の凹凸を吸収し、快適な乗り心地を提供します。
機能面では、滑りやすい路面などでライダーをサポートするカワサキトラクションコントロールが搭載されています。
くわえて、スマートフォンとBluetoothで接続できる4.3インチTFTカラー液晶メーターを採用しており、車両状況の確認などを手元で把握することが可能です。
なお、価格は116万6000円です。
※ ※ ※
今回取り上げた3車種は、それぞれがミドルクラスという枠組みの中で独自の進化を遂げてきたモデルとなっています。
いずれも街乗りでの扱いやすさと、休日の小旅行を快適にする充実した装備をあわせ持ち、大人の余裕を感じさせるモデルといえます。
自身のライフスタイルや好みの走行シーンに合わせて最適な1台を見つけることで、二輪車の楽しみ方をさらに広げることが可能となりそうです。
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