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37年前のモデルなのに走行わずか1マイル! タイムカプセルから出てきたようなホンダ「GB500」を米国で発見 店内で静態展示されていた“ツーリストトロフィー”とは

1960年代の英国ロードレーサーを模した単気筒スポーツバイク

 2026年6月、アメリカのオンラインオークションサイト「Bring a Trailer」にて、1989年式のホンダ「GB500 ツーリストトロフィー」が発見されました。

 GB500 ツーリストトロフィーは、1985年に日本市場で発売されたロードスポーツモデルです。

 1960年代に英国で活躍した単気筒エンジン搭載のロードレース仕様車をモチーフとしており、当時の最新技術を組み合わせて開発されました。

 1980年代半ばの二輪市場では多気筒化や水冷化、カウリングの装着といった高性能化が主流でしたが、同モデルはそれらとは異なる伝統的なスタイルを採用していました。

米国オンラインオークションに出品され落札された1989年式ホンダ「GB500ツーリストトロフィー」
米国オンラインオークションに出品され落札された1989年式ホンダ「GB500ツーリストトロフィー」

 デザイン面では、プラスチック部品を減らし金属素材を多用している点が特徴です。

 ヘッドライトステーやウインカーベース、ホイールリムにはアルミ材を、ハンドルには鍛造ジュラルミンを採用しています。

 また、前後のフェンダーなどは鉄製とすることで、車両全体の質感を高める構造となっています。

 フューエルタンクの形状や、メーターの文字盤に至るまで、シンプルさを追求した造形です。

 技術的な側面では、空冷4ストロークOHC4バルブ単気筒エンジンを搭載しています。

 総排気量は498ccで、半球形燃焼室やホンダ独自のバルブ配置であるRFVCを採用しています。

 北米仕様のスペックとしては、最高出力38ps、最大トルク35Nmを発生する設定となっています。

 また、トランスミッションは常時噛合式の5段リターン式を採用し、ドライブチェーンを介して後輪へ動力を伝達します。

 吸気系にはケイヒン製のキャブレターを装備し、排気系はエキゾーストパイプが2本から1本に集合する方式のマフラーを採用しています。

 始動方式はキックスターターとエレクトリックスターターを併用する設計であり、実用性にも配慮されています。

Next30年以上展示された走行距離1マイルの未走行車両
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Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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