45年前に登場したホンダ「CM400A」が米国オークションで発見 走行わずか1350キロ クラッチ操作がいらない「ホンダマチック」搭載の“国産アメリカンバイク”の価値は
アメリカンクルーザーに独自のオートマチック機構を搭載したCM400A
2026年6月、アメリカのオンラインオークションサイト「Bring a Trailer」にて、1981年式ホンダ「CM400Aホンダマチック」が発見されました。
ベースとなった「CM400」シリーズは、1979年にデビューしたアメリカンタイプのオートバイです。
1970年代後半のバイク市場では、既存のロードスポーツモデルをベースに、プルバックハンドルや段付きシートなどを装備してアメリカンスタイルに仕立てる手法が流行していました。

CM400もその潮流に乗り、「CB400T(ホークII)」をベースに開発され、リアホイールの16インチ化やロングシートの採用などにより独自のスタイルを確立しました。
そのシリーズの中でもCM400Aは、モデル名に「A(オートマチック)」が冠されている通り、クラッチ操作を必要としない「ホンダマチック」と呼ばれるセミオートマチックトランスミッションを搭載しているのが最大の特徴です。
外観においては、クロームメッキ仕上げのフェンダーやリアグラブバーが採用され、2.6ガロン(約9.8リッター)容量のフューエルタンクがレトロな雰囲気を醸し出しています。
搭載される空冷4ストロークSOHC並列2気筒エンジンの総排気量は395ccとなっており、ペントルーフ型の3バルブ燃焼室と2基の28ミリCVキャブレターが組み合わされています。
エンジン内部には、振動を抑える2つのカウンターバランサーが組み込まれているほか、セルモーターとキックスターターの両方を備えるなど、実用性を考慮した設計が施されています。

トランスミッションは、トルクコンバーターとクラッチレスの2速ギアによる構成となっており、左足の操作のみで変速を行う仕組みです。
頻繁なクラッチ操作から解放されるこのシステムは、当時の北米市場のエントリーライダーにも親しまれ、クルマのようにイージーな操作で走行できるモデルとして評価されました。
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