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コンパクトなのに7人乗り! シトロエン新型「C3エアクロス」上陸 日本にちょうどいい“全長4.41mのSUV”が実現した広い室内の秘密

7人乗りでも“シトロエンらしい快適さ”を優先

 新型「C3エアクロス」は、実用性だけを追求したコンパクトな3列シートSUVではありません。シトロエンが重視しているのは、乗車人数が増えてもブランドが得意とする快適な移動空間を提供することだといいます。

 そこで足まわりには、独自の“プログレッシブ・ハイドローリック・クッション”を全車に標準装備。サスペンションのストローク端に油圧式のクッションを設け、路面から強い衝撃が加わった際、その力を段階的に吸収する仕組みです。一般的な機械式ストッパーよりも突き上げをおだやかに抑え、シトロエンが“魔法のじゅうたん”と表現する、しなやかな乗り心地を追求しています。

 シートにも、独自の“アドバンストコンフォートシート”を採用。フロントシートだけでなく2列目シートにも導入されています。このシートは、表面のやわらかさだけでなく、体を支える内部構造にも配慮することで、長時間の移動でも疲れにくい座り心地を実現。7シーターSUVだけに、2列目シートにも採用された意味は大きいといえるでしょう。

 そんなインテリアには“C-Zen Lounge”と呼ばれる設計思想が取り入れられています。水平基調かつシンプルなダッシュボードに、10インチのタッチスクリーンを配置。必要な機能へ直感的にアクセスできる一方、やわらかな素材や明るい内装色によってリビングルームのような落ち着きを演出しています。

 リアガラスには、パリの街をモチーフにしたグラフィックを採用。グローブボックスの内側にも1919年以来の歴代シトロエン車をデザインするなど、実用車でありながら遊び心も忘れてはいません。

シトロエン新型「C3エアクロス ハイブリッド」
シトロエン新型「C3エアクロス ハイブリッド」

 搭載されるパワートレインは、1.2リッター直列3気筒ガソリンターボエンジンに電気モーターと6速のデュアルクラッチ式トランスミッションを組み合わせた48Vハイブリッドです。

 エンジン単体の最高出力は136psで最大トルクは230Nm。モーターは最高出力20ps、最大トルク51Nmを発生し、システム合計最高出力は145psとなります。

 低速時にはモーターのみで走行できるケースもあり、発進時や渋滞時の騒音と振動を軽減。モーターをトランスミッションへ組み込むことで変速時の駆動力の途切れを抑え、なめらかな加減速を実現するといいます。気になるWLTCモード燃費は19.6km/Lとアナウンスされています。

 グレードラインナップは「PLUS HYBRID」と「MAX HYBRID」の2種類。ベーシックな「PLUS HYBRID」でも、プログレッシブ・ハイドローリック・クッションや1/2列目のアドバンストコンフォートシート、10インチタッチスクリーン、安全運転支援機能などを標準装備。価格(消費税込/以下同)は399万9000円です。

 上級グレードの「MAX HYBRID」は、17インチアルミホイール、ステアリングヒーター、前席シートヒーター、スマートキー、ワイヤレス充電器、ライトグレーのファブリックと人工皮革を組み合わせたシートなどを追加。価格は435万円となります。

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 新型「C3エアクロス」は、日常は取り回しのいい5人乗りSUVとして使いながら、必要なときには3列目シートの2席を展開できる、多彩な使い方にマッチするモデルです。この柔軟性こそが、全長4.41mのボディに3列シートを収めた真の価値といえるでしょう。

 大きなクルマは必要ないけれど、5人乗りでは足りない場面がある……新型「C3エアクロス」は、そんな人に向けたミニバンとは異なる新しい選択肢となりそうです。

Gallery 【画像】超カッコいい! シトロエンの小さな“3列シートSUV“を写真で見る(20枚)
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