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注目の3列7人乗りSUV ボルボの新フラッグシップ「EX90」はどんな走り? 乗ってわかった“圧倒的な静かさ”の理由

全長5m超えの大型EV

 ボルボは2030年までにBEV化100%という目標時期を遅らせたものの、2040年までにゼロGHG(温室効果ガス)排出企業になる目標には変更がないそうです。

 今回は日本市場向けに新型「EX90」と新型「ES90」の2車種のBEVを発表しました。

 2030年までに90-100%をBEVとPHEVに(CO2は65-75%減、2018年比)するための投入計画に変更はなく、今後も新規5モデルを順次投入する路線に沿ったものです。

 発表したてのボルボのフラッグシップモデル「EX90ウルトラ ツイン モーター パフォーマンス」に試乗することができたので、そのインプレッションをお伝えします。

ボルボ新型「EX90」
ボルボ新型「EX90」

 まずはその概要から。
 
 全長5035mm✕全福1965mm全高1740mmというビッグサイズボディで、EセグメントSUVに分類されます。

 ホイールベースは2985mmと長く3列シートの7人乗りになっています。外寸は従来からある「XC90」と同程度の大きさですが、インテリア空間はさらに拡大しています。

 XC90は高価格帯なのですが、意外にもヤングファミリー層の需要が高いということですが、ボルボはBEVのEX90でもXC90から乗り換えも期待しているようです。

 大きなボディを押すための駆動用モーターは前後に配置され、前220kW(299ps)と390Nm、後280kW(381ps)と480Nmというパワーとトルクを発揮します。総出力は500kW(680ps)、総トルク870Nmです。

 106kWhという大電力を貯めることができるリチウムイオンバッテリーを床下に搭載しているため、車重は2710kgもあります。

ボルボ新型「EX90」のインテリア」
ボルボ新型「EX90」のインテリア」

 その車重を支えるのはピレリ・スコーピオン(前265/40R22 106HXL、後295/35R22 108HXL)というタイヤで指定空気圧も前後290kPaです。

 BEVやPHEV用に「ELECT」の刻印がサイドウォールに入っています。これは高荷重に耐えられ、耐摩耗性が良く、転がり抵抗も小さい設計になっているという証です。

 もちろんボルボが承認したという「VOL」も刻まれています。ノイズキャンセリング機能も備え「PNCS」の文字もありました。22インチと大きいホイールで幅も広い場合、タイヤの空洞部分で打音が共鳴してしまうことがありますが、トレッドの裏側にスポンジを付けてこの対策をしています。

Next圧倒的に静かな室内の理由
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こもだきよし
こもだきよし
モータージャーナリスト
日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会長(2016年〜) 1950年 神奈川県川崎市生まれ 自動車レース、タイヤテストドライバーの経験を経て、1984年から新型車にいち早く試乗して記事を書くフリーランスのモータージャーナリストになる。クルマが好きというより運転することが好きでこの仕事をしている。 世界一の難所と云われるドイツのニュルブルクリンクの北コース(ノルドシュライフェ)を1984年5月に初めて走ってから40年間通い、BMW M社主催のBMW ドライビングエクスペリエンスで、インストラクターとしてドイツ人インストラクターとともに日本人参加者向けにニュルの走り方を伝えている。

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