「空いているから」と追い越し車線を走り続けた結果… まさかの違反切符!? 夏休みの帰省・旅行時に気をつけたい高速道路の“意外な落とし穴”とは
追い越し車線を走り続ける行為が「通行帯違反」となる法的根拠と正しい走り方
複数の車線が設けられている高速道路において、基本的な走行ルールは左側の車線を走ることです。
この原則は、道路交通法第20条「車両通行帯」によって定められており、同法では車両通行帯が設けられた道路において、道路の左側端から数えて一番目の車両通行帯を通行しなければならないと規定されています。
そして、2車線以上の道路においては、もっとも右側の車線は追い越しのために空けておくのが原則となっています。
追い越し車線を通行することが認められているのは、いくつか特定の条件に限られています。
具体的には、道路標識や標示によって通行区分が指定されているときや、前方を走るクルマを追い越しするときなどがこれに該当します。
くわえて、接近してきた緊急自動車に一時進路を譲るときや、道路の損壊や工事といった道路状況などによりやむを得ない事態が発生した際にも、追い越し車線の走行が認められています。

しかし、これらの条件に当てはまらないにもかかわらず、もっとも右側の追い越し車線を走行し続けることは認められていません。
前方のクルマの追い越しが終わり、元の車両通行帯に戻ることができる状況であるのにもかかわらず、追い越し車線をそのまま通行し続ける行為は「通行帯違反」に該当します。
左側の走行車線が空いているからといって、追い越し車線に居座り続けることは、後続車の通行を妨げる要因にもなり、交通の流れを乱す原因となります。
追い越しを行う際の正しい手順としては、まず早めに合図を出し、追い越し車線を走るクルマの動きに十分注意しながら車線変更を行う必要があります。
そして、追い越しを終えて元の車線に戻る際には、追い越したクルマの全体が自車のルームミラーに映る距離までしっかりと離れてから車線を戻ることが求められます。
また、追い越しをする際であっても、その道路に定められた最高速度を超えて走行してはならないという点にも留意する必要があります。
page
- 1
- 2
VAGUEからのオススメ
海と向き合い、自らを再起動する――プロセーラーが語る、シチズン「プロマスター」で“限界を超える”意味とは【PR】