6速MTの“操る楽しさ”と安全性がさらに進化! スバル新型「BRZ」は全車に“3つのカメラ”を搭載 「スーパー耐久」の知見を生かしたシフト機構で走りはどう変わる?
「スーパー耐久」の知見を市販車へ! シフト操作はどう変わった?
新型「BRZ」の6速MT車は、先述した安全性だけでなく、ドライバーが直接操るシフトまわりにも改良が加えられています。
新たに採用されたのは、「スーパー耐久」シリーズへの参戦を通じて得られた知見を生かした新しいシフトレバー構造。スバルによると、この構造によって従来以上にスムーズなシフト操作が可能になったといいます。
「BRZ」の6速MTは、節度感あるスポーティなシフトフィールに加えて、2速から3速、4速から5速といった斜め方向への変速でも、すばやくなめらかに変速できることを重視しています。
新しいシフトレバー構造により、2速と3速、4速と5速の間など、斜め方向への変速でも従来以上にクイックかつなめらかな操作が可能に。ドライバーがリズムよく変速し、ねらったギアを選びやすくするための改良です。
特に、コーナーへ進入する前のシフトダウンや、立ち上がりで加速する際のシフトアップなど、複数の操作を連続しておこなう場面では、シフトフィールのわずかな違いがドライビングの気持ちよさを左右します。
新しいシフトレバー構造の採用は、最高出力や加速タイムのように数値で示しやすい改良ではありませんが、日常的なシフト操作を通じて、進化を実感できそうです。
スバルは近年、モータースポーツの現場で得た知見を「BRZ」へ積極的に還元しています。
例えば2024年の改良では、「スーパー耐久」シリーズに参戦する「Team SDA Engineering」の取り組みから生まれた、6速MT車専用の「SPORT」モードを採用。
同モードを選択すると、全回転域でアクセル操作に対するエンジンの反応がより忠実になり、加減速を細かくコントロールしやすくなります。また“アクティブサウンドコントロール”の音量も変化し、ドライバーの高揚感を演出してくれます。

2024年はアクセル操作、2026年はシフト操作――と、スバルは細かな改良を積み重ねることで、6速MTを単にラインナップへ残しているだけでなく、現在も進化させ続けていることがうかがえます。
新型「BRZ」のグレード構成は、スタンダードな「R」、装備を充実させた「S」、走りと内外装の質感を高めた「STIスポーツ」の3種類。すべてのグレードで6速MTと6速ATを選択できます。
気になる価格(消費税込)は、「R」の6速MT車が337万7000円、6速AT車が341万円、「S」の6速MT車が356万4000円、6速AT車が359万7000円、「STIスポーツ」の6速MT車が383万9000円、6速AT車が387万2000円となっています。
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ルックスやエンジン性能は大きく変わらなくとも、“3つのカメラ”によって安全性を高め、レースで得た知見によってシフトフィールを磨いてきた新型「BRZ」。
電動化や変速の自動化が進む現代において、自分の手足を使ってクルマを操る楽しさを守り、その魅力を現代の安全性能とともに育てていく――今回の改良からは、そんなスバルの姿勢が見えてきます。
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