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フェラーリ初のフルEV新型「ルーチェ」初号機を手に入れるチャンス! 収益はチャリティで教育支援に

 米国カリフォルニア州モントレーで開催されるRMサザビーズのオークションに2026年式フェラーリ「ルーチェ」が出品される予定です。

 このオークションで出品されるルーチェは「シャシ0」という初号機となり、チャリティセールとして行われ、売却による収益は「The Ferrari Foundation」を通じて、将来の教育活動に役立てられる予定です。

 落札者にとっては希少なフェラーリを手に入れるだけでなく、その購入自体が教育支援につながるという意味も持っています。

 110万ドル以上、日本円で約1億6000万円以上の価値が見込まれていますが、リザーブなしでの出品となります。

オークションに出品予定の2026年式フェラーリ「ルーチェ」初号車(c)2026 Courtesy of RM Sotheby's
オークションに出品予定の2026年式フェラーリ「ルーチェ」初号車(c)2026 Courtesy of RM Sotheby's

 ルーチェは2026年5月に登場した、フェラーリ初となるフルEVです。

 ボディサイズは全長5026mm✕全幅1999mm✕全高1544mm、ホイールベースは2981mmで、乾燥重量は2260kgです。後席も用意され、5人乗りを実現しています。

 パワートレインは4基の電動モーターを搭載し、システム出力は1060馬力を発生。

 0-100km/h加速は約2.5秒、最高速度は300km/h超とされ、フェラーリらしい圧倒的なパフォーマンスを維持しています。122kWhの大容量バッテリーと800Vアーキテクチャを採用し、航続距離は約530kmに達するといいます。

 開発には、元Appleデザイナーのジョナサン・アイブ氏とマーク・ニューソン氏が率いるデザイン集団「LoveFrom」が参加。滑らかで未来的なフォルムを採用し、従来のスーパーカーというより、高性能GTカーのような印象を与えます。4ドア・5人乗りというパッケージもフェラーリとしては異例で、ブランドの新境地を感じさせます。

 EV化によって失われると指摘されがちなエンジンサウンドについては、独自の音響システムを開発。機械振動や駆動音を活用し、ドライバーに感覚的な高揚感を与える仕組みを導入しています。

 また、インテリアには物理スイッチを積極的に残し、近年のEVに多い“全面タッチパネル化”とは異なる方向性を打ち出しました。

 今回、オークションに登場するモデルは、そんなルーチェ最初のプロダクションシャシ「シャシ0」で、車両には専用プレートが備わります。

 単なる新型フェラーリではなく、色、素材、デザイン、そして社会貢献までを一台に凝縮した「作品」ともいえる存在のルーチェ初号機。世界に二つとない仕様を追求するフェラーリ・テーラーメイド。その思想を象徴する「シャシ0」が、モントレーでどこまで評価を伸ばすのか、注目されます。

 落札後に車両はいったんマラネロへ戻され、最終納車は2027年第1四半期の予定とされています。また、今回はバイヤーズプレミアムが免除されています。

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