夏休みのツーリング後はバイクを洗おう! 汚れの放置は“サビ・故障・査定ダウン”の原因に 愛車を守る正しい洗車手順と注意点とは
汚れの放置が招く深刻な不具合と車体の劣化
「最近あまりバイクを洗っていないけど、見た目はきれいだから大丈夫」と思っていないでしょうか。実は、走行後のバイクには泥や砂埃だけでなく、油分や道路上のさまざまな成分が付着しています。
これらを放置すると、サビや塗装の劣化を招くだけでなく、部品の状態によっては走行時のトラブルにつながる可能性もあります。
クルマと比べて、バイクはエンジンやフレーム、ボルト類などの金属部品が外部に露出している部分が多い乗り物。カウルなどの樹脂パーツも外気にさらされているため、雨や泥、ホコリなどの影響を受けやすいのが特徴です。
走行後のバイクを見ると、タイヤやホイールに泥が付いている程度に見えるかもしれません。しかし、実際には目立ちにくい油汚れや道路上の化学物質なども各部に付着しています。
こうした汚れを長期間放置すると、車体表面に細かな傷が付いたり、金属部分にサビが発生したりする原因になります。特に注意したいのが、マフラーやエキゾーストパイプなどの高温になる部分です。
走行直後のこれらの部品には非常に高い熱がこもっています。その状態で水垢や指紋などの汚れが付着したままになると、熱によって汚れが焼き付き、通常の洗車では落としにくくなる場合があります。
また、海沿いの道を走った場合は塩分、冬場に融雪剤が撒かれた道路を走った場合はその成分が車体に付着します。こうした物質はマフラーやドライブチェーンなどの金属部分のサビを進行させる原因になるため、走行後のケアが重要です。
中でもドライブチェーンは、単に汚れて見えるだけでは済まない重要な部分です。汚れが蓄積した状態を放置すれば、チェーンやスプロケットの状態に影響する可能性があり、最悪の場合には走行中のトラブルにつながる恐れもあります。

さらに、洗車をしないことで影響を受けるのは金属部品だけではありません。
車体の塗装面も、汚れを長期間放置することでコーティング層が傷み、変色やひび割れにつながる可能性があります。一度劣化が進んでしまうと、元の状態に戻すために修理や部品交換が必要になることもあります。
愛車をきれいに見せるためだけでなく、修理費用を抑えるという意味でも、定期的な洗車は重要なメンテナンスといえるでしょう。
目立った汚れがなくても、数か月に一度を目安に車体を清掃することが推奨されています。特に雨の中を走った後や、融雪剤が撒かれた道路を走行した後は、汚れが少なく見えても車体全体を確認しておきたいところです。
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