黒いブツブツって一体ナニ? クルマのフロントガラスに施された「謎のドット柄」 役割を調べた結果、“車体を守る”重要な仕掛けが沢山あった
窓ガラスを保護し製造時の歪みを防ぐ黒いドット柄の役割
普段車に乗る際、フロントガラスの縁やルームミラーの周辺に無数の黒いドット柄が施されているのを目にすることがあります。
このようなフロントガラスに施された黒い模様には、一体どのような役割があるのでしょうか。
自動車のフロントガラスの周囲を縁取るように施されている黒い帯状の塗装やドット柄は、「黒セラミック」や「フリット」と呼ばれ、車両の構造を支える極めて重要な要素として知られています。
なぜ透明なガラスの縁に黒い模様が焼き付けられているのかには、自動車を安全に長期間使用するための明確な理由が存在します。
自動車ガラスメーカーの公式情報によれば、この黒セラミックおよびドット柄が施される主な理由として、4つの重要な役割が挙げられます。
第一の役割は、フロントガラスを車体に接着しているウレタン樹脂などの強力な接着剤を、太陽光に含まれる有害な紫外線から保護することです。
窓ガラスは強力な接着剤を用いて固定されていますが、長期間紫外線に晒されると劣化して硬化する特性が確認されています。
ガラスの縁に黒いセラミック塗料を厚く焼き付けることで、紫外線を遮断し、接着剤の劣化を未然に防ぐ構造がとられています。
これにより、長期間にわたって強度が維持され、ガラスが外れたり雨水が浸入したりする事故を防ぐことが可能となっています。

第二の役割は、ガラスと車体を固定している接着剤や隙間の構造を隠し、外観の美しさを保つという意匠的な機能です。
透明なガラス越しに裏側の構造物がそのまま見えてしまうと、デザイン性が大きく損なわれてしまいます。
真っ黒なセラミック塗料で縁取りが施されることによって裏側が綺麗に隠され、洗練されたスタイリングが維持されています。
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