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「ミニバン」って呼ばれるのに全然“ミニ”じゃないじゃん! デカいクルマなのになぜ… 理由を調べた結果、名称が生まれたのは日本ではなくアメリカだった?

「ミニバン」は大きいのになぜ「ミニ」なのか?

 広大な室内空間や多人数乗車を特徴とするミニバンは、ファミリー層や法人からの需要が根強く、新車販売台数ランキングでも常に上位にランクインしています。

 一方、「キング・オブ・ミニバン」の異名をとるトヨタ「アルファード」のボディサイズは全長4995mm×全幅1850mm×全高1935mmと、決して「ミニ」とは言えないサイズ感を誇っています。

 また、よりコンパクトなミドルクラスミニバンであるトヨタ「ノア」でも、そのボディサイズは全長4695mm×全幅1730mm×全高1895mmにおよぶなど、やはり「ミニ」とは言えません。

 そもそも、コンパクトカーや軽自動車などのようなより小さなクルマは数多く存在するにもかかわらず、なぜミニバンは「ミニ」とされているのでしょうか。

 この謎を解くカギは、「ミニバン」という言葉がそもそも何と比較して名付けられたのかという点にあります。

トヨタの高級ミニバン「アルファード」
トヨタの高級ミニバン「アルファード」

 実は、ミニバンという名称が生まれたのは日本ではなく、その起源は1980年代のアメリカにさかのぼります。

 当時のアメリカで「バン」といえば、いわゆる「フルサイズバン」のことを指すのが一般的でした。

 フルサイズバンとは、荷物や人員を大量に運ぶことを目的とした大型の商用バンのことで、そのほとんどは全長5000mmを超える大柄なものでした。

 多くの人やモノを乗せることができるフルサイズバンは、一部のファミリー層に重宝されていたものの、乗り心地がトラックに近く、取り回しや燃費の面でも一般的な乗用車よりも劣っていました。

 そこで登場したのが、フルサイズバンよりもひと回りコンパクトで、なおかつ乗用車に近い乗り心地を持つ新しいカテゴリーのクルマである「ミニバン」です。

 つまり、ミニバンの「ミニ」は、乗用車と比較して小さいという意味ではなく、あくまで「フルサイズバンと比較して小さい」という意味だったというわけです。

 ダッジ「キャラバン」に代表される当時のミニバンは、アメリカのファミリー層を中心に高く評価されました。

 また、キャラバンの対抗馬であったシボレー「アストロ」は、1990年代の日本で大きな話題となりました。

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東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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