発売前の受注終了が話題となった120馬力のスーパースポーツ、ヤマハ「YZF-R9」に2027年モデルが登場! ふたつの新色で雰囲気はどう変わる?
発売前の受注終了が話題となった「YZF-R9」に新色登場
ヤマハは、スーパースポーツバイク「YZF-R9 ABS」の2027年モデルを発表。2026年9月30日より順次発売されます。
2027年モデルは新たに“ブラック”と“マットダークブルー”の2色を設定し、従来の“ブルー”と合わせた全3色で展開。製造工程の一部が変更されていますが、性能やスペックに変更はありません。
新色の“ブラック”は、ブラックメタリックのワントーンで車体を統一し、モデルロゴにグレーを配置。「YZF-R9」のシャープな造形を際立たせながら、落ち着きと上質感のあるスタイルに仕上げています。
一方の“マットダークブルー”は、深みのあるツヤ消しのダークブルーをベースに、鮮やかなバーミリオン(朱色)を組み合わせたアグレッシブな配色。カウルだけでなくホイールやフロントフェンダーにもバーミリオンを取り入れ、ストリートで目を惹くスポーティなスタイルを演出しています。
「YZF-R9」は、2025年10月に日本でデビュー。初年度から高い注目を集めました。国内向けの2025年モデルは、発売前に年間の生産上限数に達したため受注を早期に終了。新世代の「YZF-R」シリーズに対する期待の高さをうかがわせるスタートとなりました。
その人気の背景として注目したいのが、ストリートモデル「MT-09」で高い支持を得ているパワーユニットを、本格的なスーパースポーツへと仕立て直したことです。
搭載するのは、クロスプレーン・コンセプトに基づく888ccの水冷直列3気筒DOHCの“CP3”エンジン。低回転域からトルクフルな特性を持つエンジンをベースに、“ミドルクラス最強のトラックパフォーマンス”を目標として「YZF-R9」専用の車体や電子制御を組み合わせています。

エンジンこそ「MT-09」のそれをベースにしていますが、車体は流用されたものではありません。「YZF-R9」専用の重力鋳造アルミフレームを新たに開発し、2024年モデルの「MT-09」に対してねじり剛性が18%、縦剛性が37%、横剛性が16%向上。
それでいて、メインフレーム単体の重量は9.7kgに抑え、「YZF-R1」や「YZF-R6」を含むヤマハ歴代スーパースポーツの中で最軽量を実現しています。
装備も本格的で、フロントにはエアロダイナミクス効果を高めるウイングレットを装備。前後にKYB製サスペンションを採用しているのも見逃せません。
そして、サーキット性能だけに特化していないのも「YZF-R9」の特徴です。既存の「YZF-R」シリーズよりハンドルからヒップまでの距離を短くし、フットポジションも低めに設定することで、適度な前傾姿勢と足つき性、ヒザまわりの余裕を確保。高い運動性能を追求しながら、街中やワインディングなどさまざまなシーンで扱いやすいライディングポジションに仕上がっています。
さらに、6軸IMUを活用した電子制御やYRC(ヤマハライドコントロール)、クルーズコントロールなども搭載。サーキットから公道まで、幅広い走行シーンでライダーをサポートします。
「MT-09」ゆずりの扱いやすくトルクフルな“CP3”エンジンに、専用フレームや空力パーツ、電子制御を組み合わせた本格スーパースポーツバイク「YZF-R9 ABS」。国内デビュー初年度から高い注目を集めた新世代の「R」は、2027年モデルでも人気を獲得しそうです。
●製品仕様
・価格(消費税込):154万円
・カラー:ブラックメタリックX(ブラック)、マットダークパープリッシュブルーメタリック1(マットダークブルー)、ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)
・車両サイズ:全長2070×全幅705×全高1180mm
・ホイールベース:1420mm
・シート高:830mm
・車両重量:195kg
・エンジン:水冷4ストローク直列3気筒DOHC4バルブ
・総排気量:888cc
・最高出力:120ps(88kW)/1万rpm
・最大トルク:93Nm/7000rpm
・燃料タンク容量:14リットル
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