うわ懐かしい 米国オークションで1991年式ホンダ「NSR250R SE」を発見 25年前に米国人が個人輸入した2スト250cc「レーサーレプリカ」の価値は
サーキットで培われた技術を受け継ぐ250ccレーサーレプリカ
2026年9月、アメリカのオンラインオークション「Bring a Trailer」にて、1991年式ホンダ「NSR250R SE」が取引されました。

NSR250Rは、ワールドGPロードレース250ccクラスにおいて4年連続でメーカーチャンピオンを獲得したレーシングマシンの技術を色濃く受け継いだモデルとして知られています。
その心臓部には、クランクケースリードバルブ吸入方式を採用した水冷2ストローク90度Vツインエンジンが搭載され、デュアルのケイヒンTA22フラットスライドキャブレターによって燃料が供給されます。
MC21型では、PGM III(第3世代プログラムド・イグニッション・システム)とRC(レボリューション・コントロールド)パワーバルブが採用され、幅広い回転域で扱いやすい特性を実現しました。
排気量249ccのエンジンは、純正の点火リミッターを解除(デリストリクト)することで、ハイギア領域でもカタログスペックの45psをフルに発揮できるよう工夫されています。
また、車体面では、目の字断面構造を持つアルミツインスパーフレームと、40mm×80mmの5角断面材を用いたガルアーム式アシンメトリカルスイングアームが組み合わされ、高い剛性とバンク角の確保を両立しています。
当時の競合モデルとしては、ヤマハ「TZR250」やスズキ「RGV250ガンマ」が挙げられ、いずれも2ストロークレーサーレプリカとして激しい開発競争を繰り広げていた時代の一台です。
NSR250Rはその中でも、ワークスマシンの技術を反映したスラントノーズフォルムや、6速トランスミッションとドライクラッチによる俊敏な変速フィールなど、随所にレース由来の機構を盛り込んだモデルとして評価されていました。
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