レクサスの人気SUVは見た目以上の進化に注目! 新型「NX」はボディ剛性と足まわりを徹底改良 “ニュルでのテスト”で何が変わった?
フロア剛性は約25%向上! 新型「NX」がボディの基本構造まで見直した理由
レクサスは2026年9月1日、人気SUV「NX」を大幅に改良した新型モデルを世界初公開しました。見た目が大きく変わった新型ですが、実はボディや足まわりにも大幅な改良が施されています。
「NX」は、2014年に初代モデルが登場したレクサスの主力SUV。SUVらしい使い勝手とスポーティなデザインを両立し、日本を始め世界各国で人気を集めてきました。
2021年には現行の第2世代へと進化。そして今回、内外装デザインやハイブリッドシステムなどを大幅に刷新した新型モデルが発表されました。
新型「NX」は、フロントグリルやヘッドライトのデザインを変更し、より精悍なフロントマスクに。リアには新たな“ダブルLシグネチャー”のコンビネーションランプを採用するなど、エクステリアの印象が大きく変わっています。
インテリアも、12.3インチの液晶メーターと14インチの大型ディスプレイを水平に配置するなど、デザインを刷新。さらに、新世代のハイブリッドシステムによって、燃費性能や動力性能も向上しています。
しかし、今回の新型「NX」で見逃せないのが、外からは見えないボディ構造や足まわりの改良です。レクサスが目指したのは、スポーティな操縦性と快適な乗り心地の両立。その実現に向け、新型「NX」はクルマの基本性能を徹底的に磨き直しています。
まず大きく進化したのが、ボディ剛性です。新型「NX」は、ボディ前後の骨格を強化するとともに、フロア部分に新たな補強部材を追加。車体中央を前後方向に通るトンネル部分にも補強が施されています。

これらの改良により、フロア剛性は従来型に比べて約25%向上。さらに、サスペンションを支えるサスペンションタワーも、構成部品を一体化することで剛性を約30%高めています。
では、なぜこれほどボディを強化する必要があったのでしょうか?
一般に、ボディの剛性が高まると、路面からの入力を受けた際の車体の余分な変形が抑えられるようになります。これにより、サスペンションが設計どおりに動きやすくなり、タイヤの接地性や操縦安定性の向上につながります。また、ボディの振動を抑えることは、乗り心地の改善やロードノイズの低減にも効果があります。
レクサスも今回のボディ強化によって、ハンドリング性能だけでなく、乗り心地の改善とロードノイズの低減を実現したと説明しています。
さらに、ハイブリッドシステムにも静粛性を高める工夫が施されています。エンジンブロックの形状を変更するとともに、エンジンとトランスアクスルの結合部分を強化。エンジンの振動による不快な音や揺れを抑えたといいます。
加えて、モーターとエンジンの協調制御も改良。モーターでの走行からハイブリッド走行へ切り替わる際の、エンジン始動時の振動を大幅に低減しています。
エクステリアやインテリアの変化に注目が集まる新型「NX」ですが、車内で過ごす時間をより快適にすべく、目に見えない部分にも多くの改良が施されているのです。
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