どんな道でも、どこまででも行けちゃうのがイイね! 圧倒的な走破性を持つリッタークラス「アドベンチャーツアラー」バイク3選
次はBMWとスズキのADV
●BMW「R 1300 GS」
続いては、BMW「R 1300 GS」です。

R 1300 GSは、半世紀近くにわたりアドベンチャーカテゴリーを牽引してきた「GS」シリーズの最新フラッグシップモデルです。
外観デザインは、マトリックスLEDヘッドライトを中央に配置したフロントマスクと、板金シェル構造のフレームを採用したコンパクトなシルエットが特徴です。
そして、エンジンは空水冷4ストロークDOHC4バルブ水平対向2気筒の1300ccで、最高出力145ps、最大トルク149Nmを発揮します。
吸気バルブのタイミングとリフト量を変化させるBMW ShiftCamを搭載し、全域で扱いやすい出力特性に仕上げられています。
機能面や電子制御においては、6軸IMUと連携するフル・インテグラルABS Proやライディングモードプロを装備しています。
また、クラッチ操作とシフト操作を自動制御する「オートメイテッド・シフト・アシスタント(ASA)」や、アダプティブ車高制御付きの「ダイナミック・サスペンション・アジャストメント(DSA)」を設定したグレードも用意されています。
容量19Lの燃料タンクを備え、車両重量は237kg、シート高は850mmに設定されています。
なお、価格は298万6000円からです。
●スズキ「Vストローム1050」
最後に、スズキ「Vストローム1050」です。

Vストローム1050は、1980年代のワークスラリーマシン「DR-BIG」の要素を現代的に昇華させたスポーツアドベンチャーツアラーです。
外観デザインは、特徴的なクチバシ状のカウルデザインを踏襲しつつ、直線的で剛性感のある面構成により力強いフォルムを形成しています。
そして、エンジンは水冷4ストロークDOHC4バルブ90度V型2気筒の1036ccで、最高出力103ps、最大トルク97Nmを発揮します。
デュアルスパークテクノロジーとナトリウム封入エキゾーストバルブを採用し、Vツイン特有の鼓動感と全域での扱いやすさを両立させています。
機能面においては、電子制御システム「S.I.R.S.」を搭載し、双方向クイックシフトシステムやモーショントラックブレーキシステム、ヒルホールドコントロールシステムなどを備えています。
また、11段階の高さ調整が可能なウインドスクリーンや5インチカラーTFT液晶メーターを採用し、長距離走行時の快適性を高めています。
容量20Lの燃料タンクを装備し、車両重量は242kg、シート高は850mmに設定されています。
なお、価格は170万5000円です。
※ ※ ※
今回取り上げたリッタークラスのアドベンチャーツアラー3車種は、それぞれ異なるエンジン形式や独自の電子制御技術を採用したモデルとなっています。
いずれのモデルも、長距離の移動を快適にするための専用装備や大容量の燃料タンクを備え、多様な路面環境に対応する実用性を備えている点が特徴といえます。
今後は、さらに高度な運転支援機能の搭載や環境性能の向上が進むなかで、これらの大型アドベンチャーモデルがどのように進化していくのか注目されます。
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