【現代に蘇るカフェレーサー】トライアンフの「トン・アップ・ボーイズ」にインスパイアされたカスタムシリーズとは
車種ごとのストーリーを持ったカスタムが施された限定車
トライアンフは2021年11月9日、カスタムされたシリーズを求めるユーザーの声を反映した新たな限定車種、新型「Thruxton RS Ton Up Edition」を発表した。
価格(消費税込)は202万7000円で、今期のみの限定生産となる。
●新型「Thruxton RS Ton Up Edition」とは?
オリジナルのカフェレーサーである1950年代と60年代の伝説的なトン・アップ・ボーイズ、そして1969年にマルコルム・アップヒルがマン島TTレースで達成したプロダクションバイク初の100mphのラップレコードにインスパイアされたのが、新型「Thruxton RS Ton Up Edition」である。
同モデルは今期限定となる特別なデザインを纏い、Thruxtonが持つレースレコード更新への情熱とアイコニックなスタイルを讃えるモデルとなっている。
オリジナルのThruxtonの歴史は、モーターサイクルスポーツの誕生において重大な役割を果たし、レース仕様のボンネビルが伝説的なThruxton500レースシリーズで最初に勝利を収めた1950年代後半までさかのぼることができる。
同シリーズは、英国のレーシングレジェンドであるマイク・ヘイルウッドの好意によりその名が付けられ、それ以降Thruxtonはレースの勝者であり、レコード更新のモデルとしてのメインストリームとなり、1960年代には数々の成功を収めている。
また1969年には、マルコム・アップヒルがThruxtonの量産モデルを使用し、プロダクションバイクでは初となる100mphのラップレコードを達成。マン島TTのプロダクションカーレースに勝利している。
そしてオンロードでは、ツインエンジンが発揮するパフォーマンスにより、公道でも活躍するバイクとなり、ブリティッシュカフェレーサーのオートバイとロックンロールを中心とした、象徴的なサブカルチャーである「Ton Up Boys」と呼ばれる10代のレーサーに影響を与える存在に。当時のカフェレーサーは、スピードとハンドリングを最大化するために、100mphで駆け抜けることを意味する「doing the ton」を合言葉に、車重を必要最低限に抑えられていた。
そして今回、それらの情熱とレースの伝統、象徴的なスタイルを讃える新型Thruxton RS Ton Up Editionが登場。特別で新しいクラシックなデザインスキームを纏い、英国のモーターサイクルシーンにおける伝説的な時代を祝福する1台として今期、限定生産されることが決定した。
●新型「Thruxton RS Ton Up Edition」のハイライト
Thruxtonが宿す象徴的なカフェレーサーDNAと時代を超越したシルエットを完璧な形で強調する新型Ton Up Editionのデザインは、ハンドペイントのシルバーコーチライニングで縁取られ、ジェットブラックのニーパッドグラフィックを備えた特別なエーゲンブルーのフューエルタンクが組み込まれている。
これは、フュージョンホワイトのシートカウルおよびフロントマッドガードと対をなし、どちらも特別で新しいカーニバルレッドの「100」グラフィックを特徴とする。また、シートカウルは、ハンドペイントのコーチライニングにより、ブラックがあしらわれた。
また、新しいThruxton RS Ton Upエンブレムを特徴とするサイドパネルは、ヘッドライトボウルやリアマッドガードと同様に、ジェットブラックで塗装。その他のカスタムインスパイアのプレミアムなディテールには、マットアルミニウムシルバーのフォークプロテクターとブラックアウトホイール、エンジンカバー、RSUスプリングが含まれている。
さらに、ユニークなMonzaスタイルフューエルフィラーキャップやブラシ仕上げステンレススチール製ツインアップスウェプトサイレンサー、シングルブレットシートやブラックバーエンドミラーなど、Thruxton RSの特徴的な装備もすべて標準装備。ライダーはこの限定モデルにマッチするアクセサリーの、エーゲンブルーコックピットフェアリングで愛車を強化することも可能だ。
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