アルファ ロメオ新型SUV「トナーレ」発表! パワートレインとグレード構成に受注開始時期など全部お教えします
気になる「トナーレ」のパワートレインは? 初の電動化は2本立て
ステルヴィオ同様にプレミアム感が巧みに演出されたインテリアに目を移すと、2眼に見えるメーターナセルに初代ジュリアの「1750GTV」や「スパイダー・シリーズ2」などいくつかのモデルの面影を見ることもできる。が、それより重要なのは計器類はもちろん、すべての操作系がドライバーの方に向いていて、アクセスが容易そうなこと。“レースの歴史にヒントを得た”と語られてるが、それはそうしたインターフェースに関するところが大きかったのかも知れない。

そのメーターナセルの中身は、12.3インチのTFTスクリーン。ダッシュボード中央の10.25インチのタッチスクリーンと合わせて22.5インチというディスプレイのサイズは、Cセグメントでは最大級。もちろんこのふたつのディスプレイは、スイッチあるいはスマホ同様の操作で様々な情報を表示させることができる。
特徴的なのは、トナーレがコネクティビティを最大限重視したクルマとなっていること。Amazon Alexaのボイスサービスを内蔵していて、WiFi接続を通じて様々な情報をリアルタイムに引き出してディスプレイに反映させられるほか、Googleのホームアシスタントも連携して、自宅にいながら燃料の残りやタイヤの空気圧といったクルマの状態をチェックできたりもするし、リモートでドアの開閉もおこなえる。
ナビゲーションをはじめとするアプリも自動的におこなわれ、Amazonとの連携でセキュア・デリバー・サービスを利用してトナーレのラゲッジルームに荷物を配達してもらうこともできる。時代はどんどん進んでる、ということだ。
●アルファ初の電動化モデル
それをさらに明確に表してるのが、トナーレがアルファ ロメオ初の電動化モデルであるということだろう。一部の国に向けて内燃機関のみで走るモデルも用意されるようだが、基本的にはハイブリッドとプラグイン・ハイブリッドの2本立てとされている。
キーボードに向かっている今の時点では細かなデータについて明らかにされてないため、判っていることだけお伝えすると、まずハイブリッド・モデルは前輪駆動で、ファイアフライ・エンジンをベースとしてハイブリッド用に新規開発された直列4気筒直噴1.5リッター可変ジオメトリー・ターボを搭載している。
12.5という比較的高圧縮型で、遅閉じのミラーサイクルを採用。ハイパワー版は160hp、エントリー版は130hp/240Nmを発揮しているという。
トランスミッションは7速DCTで、そこに独自開発の20hpと55Nmを発揮する“P2”モーター、48Vベルト駆動式スターター・ジェネレーターが組み合わせらている。
このハイブリッド・システムは走行状態を問わず常に介入することになり、加速時にはeブーストでパワーとトルクを増強し、減速時には回生ブレーキでエネルギーを回収。また駐車作業を含めた低速走行時やクルージング時などには、EVモードでの走行が可能になる。
機構的にはマイルド・ハイブリッドに近いが、エンジンを停止させてモーターのみで走行できるというのが一般的なマイルド・ハイブリッドとは異なる点だ。ちなみに、発売時までに130hpと320Nmの1.6リッター・ディーゼルと6速DCTを組み合わせたハイブリッド・モデルもラインナップされる予定だという。
そしてプラグイン・ハイブリッド・モデルは、「プラグイン・ハイブリッドQ4」と名づけられているとおり、全輪駆動となる。エンジンで前輪を駆動し、モーターで後輪を駆動するかたちだ。
搭載エンジンは1.3リッター4気筒のマルチエア・ターボで、こちらでは180hp、モーターでは120hpを発揮。システム全体では275hpと、姉にあたるステルヴィオが搭載するガソリン・エンジンの280hpに匹敵するパワーを手に入れている。
0-100km/hは姉の5.7秒には及ばないものの6.2秒と、瞬き1回+α程度の差しかない。それは充分に爽快といえるレベルだろう。15.5kWhのバッテリーを搭載し、電動モードでの走行可能距離は市街地で最長80km、複合サイクルでは60km以上。7.4kWの急速充電器を使用した場合は満充電まで2.5時間と発表されている。
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