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海を渡って日本から2台参戦! 東京大学×ホンダテクニカルカレッジ関東の「ラリー・モンテカルロ・ヒストリック」挑戦を現地からレポート【イタリア通信】

日本から参加の2台の「レビン」と「セリカ」結果はいかに?

 スタート時、ゼッケン106番、ブルーのストラトスでエントリーしたジェーソン氏の話を聞いた。

 今年で7回目のラリー・モンテカルロ・ヒストリックになるそうだ。そのうちの4回はこのストラトスでエントリーしたという。彼はサーキットのジェントルマンドライバーとして世界各地のサーキットを回っているが、「このラリー・モンテカルロ・ヒストリックは多種多様のシチュエーションが待っていて、とても面白いんだよ、景色も最高だしね」という。

「車中泊もあるから体力的にも大変なのでは?」と聞くと、「車中が辛い? そんなこと全く思ったことないよ。僕は走り屋だから、辛いなんてことなさいさ、面白いから走る、走るためにはどんな状況でも臨機応変に対応する。最後のチュリニ峠は圧巻だよ」

 いぶし銀のヘアに優しい対応。ジェーソンはいつもどこで会ってもかっこいい。

ゼッケン106番、ランチア「ストラトス(1976年)」で参加したジェーソン(右)とステファノ(左)。モンテカルロの街を背景に(C)ジェーソン・ライト
ゼッケン106番、ランチア「ストラトス(1976年)」で参加したジェーソン(右)とステファノ(左)。モンテカルロの街を背景に(C)ジェーソン・ライト

 そしていつも取材に協力してくれるジョルジョ・ショーンは、70/80年代に耐久レースで活躍した人物だ。2019年は、パリ−北京レースにフェラーリ「308GT4」で参戦し完走。今回はゼッケン270番、オースチン・ミニクーパーでエントリー。

 その他、リシャール・ミル、カルロス・タヴォーレス、ルーベン・メス、ミシェラン・ぺラン、アラン・セルバッジ、フランソワ・アレイン、エルマンノ・ケラー、マウリッツィオ・ヴェリーニ、ブルーノ・サビ、ドニ・ロランとラリー界の錚々たるメンバーが集まった。

●日本からの参加2台も無事に完走

 さて、2月2日のレース結果をお伝えしておこう。

 総合優勝は、ポルシェ911。以下、2位:ポルシェ「911 T2.4」、3位:ルノー「12ゴルディーニ」だった。

 スタート前に話を聞いたゼッケン270番、オースチン・ミニクーパーSのジョルジョ・ショーンは7位。注目していたゼッケン106番のジェーソンのランチア・ストラトスは23位だった。

 そして日本からの学生7人、教員2人、ドライバー、コドライバーで参加した「Team 結 2022」は2台とも完走。トヨタ・レビンは64位、トヨタ・セリカは190位だった。

ゼッケン270番、ミニクーパーS。完走し、笑顔のジョルジョとフランチェスコ。総合7位(C)ジョルジョ・ショーン
ゼッケン270番、ミニクーパーS。完走し、笑顔のジョルジョとフランチェスコ。総合7位(C)ジョルジョ・ショーン

 コロナ禍が収束せず悶々とした生活が続いている中、数々のラリーの歴史を作ってきたクルマがミラノの街に集まり、そしてその感動をモンテカルロへと紡いでいった。

 ほんの数時間、こうした光景を見るだけでも新たな気分に切り替えられるのではないだろうか。改めてコロナ後の新しい世界に願いを込めて。

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