VAGUE(ヴァーグ)

F1からハコとバイクまで鈴鹿サーキットに集結! 「60周年ファン感謝デー」に12気筒のBMW「760Li」で向かってみた

鈴鹿サーキットだからこそ実現できた夢のデモランとは

 日本のモータースポーツ史のみならず、「レースを通じて得た結果を採り入れてより安全な交通機関を作る」という本田宗一郎の言葉を借りれば日本の自動車史をも支えてきた鈴鹿サーキット。1962年9月にその完成をみたから、今年でちょうど60周年、還暦を迎える。

 全長およそ5.8km。テクニカルなベントとチャレンジングな高速コーナーを組み合わせた世界的にも珍しい立体交差の8の字サーキットは、数々の名ライダー&ドライバーから愛され、彼らによって数えきれない名勝負が繰り広げられてきた。おそらく、これを読んでいるクルマ好き諸兄にも「思い出のスズカ」があるだろう。

今回、ウルトラシルキーな「760Li」で向かった「鈴鹿サーキット」(C)鈴鹿サーキット
今回、ウルトラシルキーな「760Li」で向かった「鈴鹿サーキット」(C)鈴鹿サーキット

 筆者のそれは、実をいうとF1でも8耐でもポッカでもなく、サーキットランド(現サーキットパーク)のゴーカートだ。小学生の頃、村のバス旅行で婆様に連れられ、初めて経験した“クルマの運転”。いまだにうっすらとではあるけれどその情景を思い出すことができるのだから、相当にインパクトがあったのだろう。幼少期で覚えている旅行の筆頭だ。

 レースで勝つためにはサーキットが必要だ。そんな商売を度外視した先人たちの“先を見る目”が世界でも有数のサーキットを生んだ。60年という歴史を振り返る時、その恩恵をほとんど当然のように受け取っている自分たちに愕然とする。果たして僕らは未来のクルマ好きのために、なんでもいい、小さいことでもいい、何かできているのだろうか、と。

●GT3マシンから歴代F1マシンまで揃ったオールスターラップは圧巻

 それはさておき、60周年を迎えた鈴鹿サーキットでは今年、記念する様々な企画が用意されそうだが、そのキックオフというべきイベント「鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デー」が3月5日、6日の2日間にわたって開催された。

 歴史あるサーキットらしく、星野一義vs中嶋悟らによる「永遠のライバル対決」やホンダモータースポーツの原点というべきRC142(1959)とRA272(1965)による夢の原点デモラン、F1日本グランプリを走ったマシンたちの共演、さらには現役ドライバーたちによるスーパーフォーミュラ1ラップアタックやスーパーGTプレシーズンマッチなどなど、モータースポーツファンにはたまらない企画が目白押し。個人的にはモトレーサーからフォーミュラ、そしてハコまでトップカテゴリーのマシンが同時にコースインしたオールスターラップに大コーフン。普段は絶対に見られない光景だ。

 BMWの12気筒とスズカの60周年にはなんの関係もない。歴史の一部としてBMWのエンジンやマシンがスズカを走ったことは何度もあったけれども、両者に絡んで誰もがよく知るようなエピソードがあるというわけでもない。けれども、共に進化したひとつの時代が終わり、また新たな時代が始まろうとしている、その端境期において、クルマ好きやバイク好きを楽しませてくれる存在であることは間違いない。

 ちなみに1962年といえばBMWにとっても忘れられない年である。その前年9月に発表されたノイエクラッセ(3シリーズや5シリーズの祖先)の本格生産が始まったのだ。その大ヒットが現在のBMWの原点となる。いってみれば第2の創業でもあった。

>> BMW・7シリーズ の中古車をさがす

Gallery 【画像】ここでしか見られない大パレードも! 「鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デー」を見る(12枚)
「2段あたため」レンジがすごすぎるっ!? 最新レンジを徹底紹介
三浦桃香プロとまわれるかも!?ゴルフコンペ参加者募集中!

page

  • 1
  • 2

VAGUEからのオススメ

ポータブル電源が都心で過ごす夜を変える──Jackeryがかなえる“オフグリッド”なスポーツ観戦【PR】

ポータブル電源が都心で過ごす夜を変える──Jackeryがかなえる“オフグリッド”なスポーツ観戦【PR】

RECOMMEND