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祝・誕生50周年! ホンダ初代「シビック」は世界で初めてマスキー法をクリアした大ヒットモデル

ホンダ4輪事業の基礎をつくった世界戦略車

 ホンダ初代「シビック」は、1972年の今日発表、翌日12日に発売を開始したファストバックスタイルの2ドアセダンです。3ドアハッチバックはその年の9月に追加発売されています。

いまから50年前、1972年7月11日に発表されたホンダ初代「シビック」
いまから50年前、1972年7月11日に発表されたホンダ初代「シビック」

 当時のプレスリリースを見てみると、「俊敏なベイシック・カー 世界の街へスタート!」というキャッチコピーが踊ります。実際に世界の市場で販売することを前提に開発されたモデルでした。

 ボディサイズは全長3405mm×全幅1505mm×全高1325mm、ホイールベースは2200mmというコンパクトなサイズで、見た目よりも全高が低く、前から見ても横から見ても台形デザインなのが特徴です。

 デビュー当時に搭載していたエンジンは、60馬力・9.5kgmを発生する1.2リッター横置き直列4気筒OHC(GLグレードは69馬力・10.2kgm)で、最高速度は145km/h(GLグレードは155km/h)、60km/h走行時の燃費は22km/Lというスペックでした。

 車両重量はスタンダードグレードで600kgと軽量。スタンダードで0−100km/h加速が12.8秒、0−100mは7.4秒と、加速が良いのも特徴でした。

 車両価格(当時。東京)は、STDが42万5000円、DXが47万5000円、HiDXが49万5000円、GLが53万円でした。

 シビックを世界的大ヒット車に押し上げたのは、1973年12月に追加されたCVCCエンジンの存在です。

 初代シビックに搭載された1.5リッターCVCCエンジンは、排出ガス浄化技術である「CVCC(Compound Cortex Controlled Combustion=複合渦流調整燃焼方式)」を採用、当時世界一厳しい排出ガス規制法、アメリカの「マスキー法」を最初にクリアしたエンジン搭載車となりました。

 その後1975年8月にはすべてCVCCエンジンに移行、1.5リッターエンジンのほかに1.2リッターCVCCエンジンも用意されました。

 シビックCVCCは、同時期におきたオイルショックやマスキー法クリアなどを背景に世界中で大ヒットモデルとなり、ホンダ4輪事業の基礎となりました。

 シビックは、1979年に2代目に移行。1993年には3代目…と、ホンダのコンパクトモデルとして中核を担う車種でしたが、日本においては2001年にフィットが登場したこともあり、人気は低迷。2010年には8代目が販売終了となり、国内では一度「シビック」の車名は消えました。

 2017年7月に、10代目シビックが日本でも発売され復活を果たし、2021年には11代目となり現在に至ります。ホンダの乗用車としてはもっとも長い間使用されている車名となっています。

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