カウンタックに憧れた!カー消しにコーラの王冠…1970年代に起きた「スーパーカーブーム」って何?
スーパーカーブームはわずか3〜4年で終了
また、リアルなスーパーカーを見るという展示会も、あちこちで開催されました。
1977年5月に東京・晴海にて開催された「スーパーカー・世界の名車コレクション’77」には、4日間で約46万人もの人が駆け付けています。
現在と比べれば、1970年代後半の日本では、クルマはまだまだ高級品です。とくに輸入車の数は多くないため、こうしたイベントでもなければ、漫画や書籍に登場するスーパーカーを身近に見ることはできませんでした。

ただし、翌1978年以降になると、ブームは沈静化に向かいます。
あれほど大人気であった漫画『サーキットの狼』も1981年には連載を終了。振り返ってみれば、「スーパーカーブーム」は、1976年から1977年の2年間をピークに、わずか3~4年で終わってしまったのです。
ちなみに、1976年から1977年にかけての日本の話題は以下のようなものがありました。
政治では「ロッキード事件で田中角栄元首相の逮捕」が大きな話題となりました。芸能関係では、ピンクレディがデビューし、「ペッパー警部」「SOS」「カルメン’77」「渚のシンドバッド」「ウォンテッド」「UFO」という大ヒット曲を連発。この時代の小学生は、皆こぞってピンクレディの踊りをマネしていました。
その一方でキャンディーズが「普通の女の子に戻りたい」と、涙の解散コンサートを当時の後楽園球場でおこなってます。
また、映画でアニメの「宇宙戦艦ヤマト」と「八墓村」が公開されます。
八墓村のCMでの「たたりじゃ~」のセリフは子供たちにも大流行となりました。スポーツの世界では「アントニオ猪木VSモハメッドアリ異種格闘技戦」が行われ、巨人軍の王貞治選手はホームラン世界新記録765号を達成。
また、富士スピードウェイでは、日本初のF1が開催されています。
※ ※ ※
1950年代から60年代へと続いた高度経済成長の後、二度のオイルショックで足踏みを強いられたのが1970年代前半の日本でした。
しかし1970年代後半になると、日本経済はショックを克服して成長へ。そしてバブルの好景気の絶頂となる1980年代へ向かって加速をしていった。
そんな、力強い日本でブームになったのが「スーパーカー」だったのです。
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