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ランボルギーニ初のオフロード・スーパーカー「ウラカン・ステラート」世界初公開! 世界限定1499台で2023年春生産開始

世界限定1499台! ランボ「ウラカン・ステラート」を公開

 伊アウトモビリ・ランボルギーニは2022年11月30日、新型「Huracan Sterrato(ウラカン・ステラート)」を、米国・マイアミで開催されている「Art Basel in Miami Beach(アートバゼール・イン マイアミビーチ)」で世界初公開しました。

ランボルギーニ新型「ウラカン・ステラート」
ランボルギーニ新型「ウラカン・ステラート」

 新型ウラカン・ステラートは、同社のスーパーカー「ウラカン」をベースにした派生モデルで、 従来のオンロードだけではなく、緩い路面や土の上でも最高のドライビングプレジャーを実現するように設計された初のランボルギーニ・スーパーカーとなります。

 610馬力・560Nmを発生する5.2リッターV型10気筒エンジンに7速DCTが組み合わされ、4WDを搭載した初のオールテレイン(全地形)スーパースポーツカーです。

 スポーティという概念を再解釈し、「勇敢」「本物」「意外性」というランボルギーニのブランドの原則を強調するモデルとなります。

 ベースとなる「ウラカンEVO」と比較して、最低地上高は44mm高くなり、サスペンションのストロークが大きくなっています。またトレッドもフロントで30mm、リアで34mmそれぞれ拡大。さらにアルミ製のフロントアンダーボディプロテクション、リアディフューザー、頑強なホイールアーチなどを装備しています。

 また最新のLDVI(Lamborghini Dinamica Veicolo Integrata=ランボルギーニ・ディナミカ・ヴェイコロ・インテグラータ)システムを採用。「STRADA」モードと「SPORT」モードに専用のキャリブレーションが備えられたほか、ウラカンシリーズとしては初めて、グリップの低い状況向けに最適化された「RALLY」モードが追加されています。

 タイヤは前後とも285/40R19サイズで、RFT(ランフラット)技術が組み込まれた専用のブリヂストン「DUELER AT022」が装着されています。

 これらにより、0−100km/h加速は3.4秒、最高速度260km/hというパフォーマンスを発揮します。

 新型ウラカン・ステラートは、2023年2月から生産を開始、世界限定1499台のモデルとなります。

 アウトモビリ・ランボルギーニの会長兼CEO、ステファン・ヴィンケルマン氏は、「未来志向で大胆、かつ型破りなブランドとしてのランボルギーニの価値観を忠実に守って完成したのが、ウラカン・ステラートです。ランボルギーニは新たなドライブ体験を生み出しました。マイアミのアート・バーゼルで世界初公開されたステラートは、まるで前衛芸術作品のように、スーパースポーツのコンセプトを画期的かつ独創的に塗り替えました。このステラートによって、世界でもっともダイナミックでエキサイティングなドライビング体験を味わうことができるでしょう」とコメントしています。

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