ルノー新型「カングー」まもなく日本で登場 人気モデルと成長したカングーの「初代」はどんなクルマだった?
いまから26年前、1997年に欧州で登場した初代「カングー」
ルノー・ジャポンの公式サイトでは「2023年春導入予定」と書かれているのが、新型「カングー」です。
もうすぐ日本に上陸する新型カングーは、3代目のモデルとなります。新型のボディサイズは、全長4490mm×全幅1860mm×全高1810mm、ホイールベースは2716mm(欧州仕様)となり、全長で2代目カングーよりも210mm、ホイールベースで16mm、全幅で30mmそれぞれ大きくなっています。
日本だけでなく、欧州でもルドスパス(フランス語で『遊びの空間』の意味)と呼ばれ、独自の人気を博しているモデルですが、その流れを作ったのが1997年に登場した初代カングーです。
どんなモデルだったのか振り返ります。

●初代カングー 前期型(2002年〜2003年)
フランスでは1997年に登場したのが初代カングーです。欧州でも大ヒットを記録、いわゆる「フルゴネット」というカテゴリーの代表的モデルといわれるカングーですが、じつは同様のコンセプトを持つシトロエン「ベルランゴ」の発売は1996年7月と、1年も早く誕生しています。
日本では2002年3月27日に発表、発売されました。当初はモノグレードで、75馬力・114Nmを発生する1.4リッター自然吸気エンジンに4速ATを組み合わせ、車両価格は175万円(税抜価格。当時の消費税は5%)でした。
不足感なくきちんと速度を上げていく運転のしやすさが特徴で、これほど背が高くても、コーナーではロール感を与えることなく、粘りながらクリアする走りも人気になったひとつの理由です。またシートが秀逸で、長距離運転しても腰が疲れないとオーナーには評判でした。
商用車ベースということもあり、インパネなどはプラスチッキーなのですが、その遊び心のあるデザインはカングーの個性に合ったもの。またドアまわりは鉄板むき出しですが、それもまた初代カングーの味になっています。
全長3995mm×全幅1675mm×全高1810mm、ホイールベースは2600mmと、圧倒的な車高の高さながら5ナンバーサイズに収まっているのも初代カングーの特徴です。
まもなく登場する新型カングーとボディサイズを比較すると、全長は495mm、全幅は185mm、ホイールベースは116mm、それぞれ初代モデルのほうが小さくなっています。にもかかわらず、全高は初代と新型で変わらない1810mmというのも面白いところです。
初代カングーの前期型は、ヘッドライトの下に涙目のようなオレンジのウインカーライトがあるのがエクステリアの特徴。フロントフェイスはグリルレスで、バックドアは跳ね上げ式になります。
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