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フィアット「デュカト」はなぜ人気? イタリアの輸入車がキャンピングカーのベースとして重宝される理由とは

ジャパンキャンピングカーショー2023は「デュカト」祭りだった

 2023年2月上旬に開催された日本最大のキャンピングカー展示会である「ジャパンキャンピングカーショー2023」では、輸入車であるイタリアの商用バン「フィアット デュカト」をベースにしたキャンピングカーの多さが印象的でした。

フィアット・プロフェッショナルのベストセラー商用車「DUVATO(デュカト)」
フィアット・プロフェッショナルのベストセラー商用車「DUVATO(デュカト)」

 デュカトとは、イタリアの自動車メーカーであるフィアットの商用車シリーズ「フィアット プロフェッショナル」の大型バンのこと。ウォークスルーバンと呼ばれる、車外に出ず、運転席と荷室を移動できる構造が特徴です。

 同様の日本車では、宅配便などで使われていたトヨタ「クイックデリバリー」が有名です。欧州でもキャンピングカーのベース車として高い人気を誇るため、以前から日本でもキャンピングカー仕様のデュカトが見受けられました。

 ですが、今回のジャパンキャンピングカーショー2023で展示台数が増加した背景には、2022年12月より、日本専用仕様となる正規輸入車の導入が開始になったことにあります。

 そして、正規導入車をベースとしたキャンピングカーの初舞台が、同イベントとなったのです。

 デュカトの魅力といえば、その室内の広さにあります。

 日本仕様には3つのボディタイプがあり、最小のものでも全長5410×全幅2050×全高2525mm(L2H2)とトヨタ「ハイエース」よりも巨大。最大となるものは、全長5995mm×全幅2050mm×全高2765mm(L3H3)にもなります。まさに小型トラック並みです。

 このため、ボディに手を加えずとも、広いキャビンが得られるのがメリット。そして、輸入車らしいデザインの良さも魅力です。

 このため日本仕様は、キャンピングカーユースを前提となっており、基本装備も充実化。

 LEDヘッドランプ、フルオートエアコン、ナビゲーション付インフォメーションシステム、ETC、デジタルルームミラーなどの便利機能に加え、衝突被害軽減ブレーキ、車線内維持支援、後側方接近車警報、リヤパーキングセンサー及びカメラなど乗用車顔負けの先進の安全運転支援機能も備わっています。

 またキャンピンカー化のための装備として、回転式キャプテンシートや燃焼式ヒーター用燃料取り出し管などが加えられています。エンジンは、経済的な2.2リッタークリーンディーゼルターボエンジンを搭載。組み合わされるトランスミッションはなんと9速ATで、もちろん、全車右ハンドルとなります。

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