ルノー新型「エスパス」世界初公開 6代目はミニバンではなく全長4.7mの3列シートSUVで登場
フルハイブリッド「E-TECHフルハイブリッド200」を搭載
仏ルノーは2023年3月28日、欧州にて新型「ESPACE(エスパス)」を世界初公開しました。

エスパスは、初代が1984年に発売されたモデルです。「欧州自動車メーカー初のミニバン」とも呼ばれるワンボックス&5ドアのMPVで、今年は誕生40周年を迎える歴史あるモデルになります。
初代モデルはその斬新なコンセプトで、欧州市場で大ヒットとなりました。
1991年には2代目にフルモデルチェンジ、1996年に3代目、2002年には4代目、2015年に5代目が登場しています。
今回登場した新型エスパスは6代目となるモデルです。
全長4722mm×全幅1843mm×全高1645mm、ホイールベースは2738mmというボディサイズで、先代までのミニバンタイプからSUVタイプへと大きくデザインが変更されているのが特徴です。
日産「エクストレイル」やルノー「オーストラル」と同様、ルノー・日産・三菱アライアンスの「CMF-CDプラットフォーム」を採用、先代と比較すると全長で137mm、全幅45mm、全高21mm、ホイールベースで146mm、それぞれ小さくなっています。それにともない車両重量も先代比で215kg軽量化されています。
2列シートの5人乗りに加え3列シートの7人乗り仕様を用意、ルノーのモデルラインナップのなかでもっとも広い室内空間を誇ります。
エクステリアは彫刻的で筋肉質なデザインで。新しいステータスシンボルとなるファミリーSUVらしさを強調しています。
トリムは3種類を用意。「テクノ」「アイコニック」に加え、オプションで用意された「エスプリ・アルピーヌ」トリムはスポーティな外観が特徴で、20インチホイールやチェッカードグリル、インテリアにはアルピーヌブルーのステッチが施されたシートやダッシュボード、ドアパネル、センターコンソールが用意されます。またステアリングホイールには青/白/赤のトリコロールを施し、アルミペダルを採用しています。
ダッシュボード上には12.3インチディスプレイ、センターコンソールには12インチの縦型タッチスクリーンを用意。またマルチメディアにはGoogle内臓の「OpenR Link」を搭載。これによりGoogleアシスタントなど、Google Playをスマホのように操作することが可能です。
またコードレスでのAndroid Auto、Apple CarPlay接続に対応しています。
「パネルレスガラスルーフ」と名付けられたサンルーフは、長さ1330mm、幅840mmという巨大なもので、1平方メートル以上の大きさは市場で発売されているどんなモデルよりも大きなパノラマガラスサンルーフだといいます。
パワートレインにはルノーの新型SUV「オーストラル」にも搭載されている新タイプのフルハイブリッド「E-TECHフルハイブリッド200」を搭載。130馬力・205Nmを発生する1.2リッター直列4気筒ターボエンジンに50馬力・205NmのEモーター、25馬力・50Nmを発生するHSGを組み合わせるもので、WLTP混合モード燃費は4.6L/100km(約21.7km/L)です。
また最高速度175km/h、0−100km/h加速は8.8秒というパフォーマンスを発揮します。
ルノーブランドのCEO、ファブリス・カンボリーブ氏は「新型エスパスは、プレミアム試乗への移行を確実にするための主要なモデルです。最高級のエクステリアや快適さ、居住性、明るさを通じて、5世代続くDNAを引き継いでいます。またベンチマークとなるハイブリッドと独自のマルチメディアエクスペリエンスを備えた、あらたな顧客の要求を満たすように変革されています」とコメントしています。
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新型エスパスの受注は2023年春から欧州市場で開始されます。
日本での展開は未定で、過去エスパスの歴代モデルは正規輸入されていませんが、3列シート7人乗りSUVは日本でも注目度の高いジャンルでもあるため、CセグメントSUVの新型オーストラルとともに日本市場に導入される可能性はあります。
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